日光白根山(日本百名山)
日光白根山の特徴
北関東の名峰、日光白根山です。山頂の景色は雄大であり、かつ道中の池も美しいです。はじめの急登はきつめですが、中腹の池エリアまで到達できれば、飽きることのないお散歩を満喫できます。
行動記録・ルート
- 2018/5/26 (Sat.)
行き: 関越自動車道 (車) 菅沼登山口駐車場
- 2018/5/27 (Sun.)
駐車場(5:00) 0:30 レスト(5:30/5:40) 0:40 弥陀ヶ池(6:20/6:30) 0:25 レスト(6:55/7:05) 0:30 日光白根山(7:35/8:50) 0:45 避難小屋(9:35/9:45) 0:10 五色沼(9:55/10:15) 0:30 弥陀ヶ池(10:45/11:00) 1:05 駐車場(12:05)
合計歩程 4:35(コースタイム 5:55 短縮率77.5%)
帰り:駐車場 (車) 温泉(白根温泉薬師之湯)~吹割の滝~関越自動車道
出典:山と高原地図 13「日光 白根山・男体山」,昭文社,2012.
赤:登りのルート
青:下りのルート
菅沼登山口から弥陀ヶ池へ直登し、白根山をぐるっと回って同じ道を下りてくるルートです。5月下旬に行きましたが、全体的に北向き斜面ということもあり、ところどころに雪が残っていました。事前の積雪状況のチェックが必須ですね。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
2018年最初の山です。気合い入れていきます。
さて、北関東の岩々した山といえば?
石裂山!!(栃木県)
なんだそりゃって方は以下をご参照ください。
…はい、宣伝失礼いたしました。
なんといっても日光白根山でしょう。
ピーク付近の岸壁ぶりは見事なものです。
また、遠目から見た日光白根山は荘厳なたたずまいが魅力です。
こちらは、2014年頃に尾瀬の燧ケ岳山頂から見た日光白根山。
※今回尾瀬はかすりもしません
イイナー
ということでそんな魅力に惹かれ、実際に登りに行きました。
さて、例によってうさぎ(仮称)に車を飛ばしてもらいます。
登山口駐車場まであと少しのところ、
鹿がどっしりと道路上にたたずんでいました。
どかしてごめんなさい。
到着後、激寒なのでさっさと寝ます。
…からの、朝を迎えました。
朝の写真はぶれます。腕とテクニックがなっとらんのでしょう。
天気はかなりよいです。期待の登り出し
最初のチェックポイント、弥陀ヶ池まではコースタイムで2時間10分。
登り出しが辛く感じるのは、世の常です。
さくさくと、平坦な道を進みます。
樹林帯をせっせと登ります。
さすが北向き斜面、残雪多めです。
こんな登りを1時間強続けると、池に出ました。
これこそが弥陀ヶ池
目の前には日光白根山の岸壁が迫ります。
ここからは、ぐるっと回ってピークを目指します。
まずは目の前の雪の坂を突破。
軽い雪渓の様相ですね
弥陀ヶ池を振り返る。
のどか。
しかし、空が真っ白で、光量がサチっています。
腕とテクニックがなっとらんのでしょう。
道中、謎の植物が大量群生
気が付くと、急登になっています。
景色はよいのでさほど苦痛には感じません。
ただ、寒い…
山々が見えます。山座同定はのちほどゆっくりやるとしましょう
眼下には、弥陀ヶ池。
ピーク直下はゴツゴツしています。
颯爽と岩場を登っていきます。
ちなみにルートは左です
ふっと、男体山が姿を現します。
イケメン
さて、あと一歩でピークです。すでに先客がちらほらと
岩々を登りきると、さえぎるもののない山頂に到着です!
眺望がとてもよい!!やはり百名山は違いますね
さて、見える山々の正体を紐解いていきましょう
絵にかいたような双耳峰…
尾瀬の名峰、燧ケ岳ですね!
平坦な山容…
網目状に広がる山脈網…
これはきっとあれですよ、あれ。
そろそろ次の話題に移りましょう
山頂から東側には、男体山と中禅寺湖を眺められるスポットがあります。
お立ち台的な感じですね
なんか上の二枚、構図が似ていますね笑
鳥も景色に見とれています。
お立ち台の眼下には、五色沼が広がります。
ここは、のちのちルート上で寄るスポットです。わくわくします
そろそろ山頂をあとにします。
南へ向かって歩き出し。
南側に見えるのは、もっさりした山容が特徴的な百名山、皇海山でしょうか。
右奥の方な気もしますが、すみません分かりません。
世の中、分からないことを素直に分からないと言えることは非常に大事です。
分からないことを素直に認めて自身の糧とし、着実に前進できる人こそ必要な人材だとは思いませんか?
一体何の話をしているのでしょう
さて、日光白根山の南側には、個人的にお気に入りのスポットがあります。
学校のグラウンドサイズの平坦なスペースのことです。
真ん中の、草が生えていないところがあるのが、お判りでしょうか?
ここ、かなり広いんです!!
だだっぴろい何にもない空間。
ここで日向ぼっこするだけでも、数時間は過ごせます
そりゃテンションも上がります。
He cannot help jumping.
さて、山というのは登ったら下りなければならないもの。
結構な急坂を下っていきます。
右へ
左へ
男体山・中禅寺湖・五色沼などを眺めながら、さくさくと下っていきます。
五色沼避難小屋を越えたあとは、しばらく雪道です。
スリップしながらさくさくと進んでいきます。
雪道を突破すると、五色沼!!
手持ちのカメラにはパノラマ機能がないので、無理やりつなげてみました。
ゴールキーパー(仮称)もはしゃいでいます。
自然のなかで遊ぶっていいですね。
五色沼に別れを告げ、弥陀ヶ池へ向かって歩を進めます。
紅葉風写真。季節は5月です
弥陀ヶ池に帰ってきました。
ここからは、樹林帯の下りです。
ファッジという西洋キャンディーで糖分補給し、ラストスパートです。
下りの雪は酷です。
とことん汚れます。
そういえば、11時頃にこの道を登ってくる外国人ファミリーがいました。みなさん半そで短パンだった気がします。いろいろ大丈夫かな…
無事登山口に着きましたが、泥雪のせいでぐっちょぐちょです。
乾けー
さて、温泉どうしよう。
駐車場から沼田市街へと続く日本ロマンチック街道の途中には、日帰り温泉施設が多数あります。
せっかくなら秘境感あふれる温泉がいい!と思い選んだのは…
「白根温泉薬師之湯」
白根温泉薬師之湯に行ったよ | 桐生人ポコの行った食べた泊まった旅ログ食べログ
公式HPなるものが存在しないので、詳細なレポートをされているブロガーの方の記事を引用させていただきました。
静かな雰囲気ながら、湯量・広さは十分です。穴場です。おすすめです。
温泉の隣には、お蕎麦屋さんが併設されています。
温泉卵とお蕎麦をおいしくいただきました。
さて、まだ時間がありますねー
ということで、ロマンチック街道沿いの観光スポット、「吹割の滝」に寄っていきます。
うーん、割れてる。
ボキャブラリーなくてすみません。
うーん、吹いて割れてる。
ボキャブラリーの不足も、立派なアイデンティティだと考えます。
さて、駐車場について一点だけコメントです。「滝に最も近い!!無料駐車場」とアピールしている駐車場がいくつかありますが、実際は無料ではないことがあります。
我々が寄ったところは、お土産屋さんで何か買ってね、という制約がありました。そのときに出場券を受け取るというシステムです。何か買うくらいは構いませんが、無料を謳って釣るのはいかがなものかと思ってしまいます…
それさぁ、早く言ってよぉ(by松重豊)
ということで、ラムネを買います。童心に帰れます
うさぎのおごりです。
社会人ばんざい!!
さて今回は、全体的に満足度高めです。
天気が素晴らしかった!
池や山々の景色が素晴らしかった!
温泉が素晴らしかった!
滝が素晴らしかった!
駐車場がす(ry
日光白根山の道中はさほど厳しくないので、百名山としてはお手軽な部類なのかなと思います。
よりファミリー向けのコースとして、ロマンチック街道沿いの丸沼高原をベースとしてゴンドラで標高2000mまで一気に上がることも可能です。そしたらコースタイム4時間弱です。楽の勝ですね
メンバー
- うさぎ(16回目)
- ゴールキーパー(12回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数