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登ろう登ろう私は元気

元気なうちは、山に登る。

釜ヶ沢五峰

釜ヶ沢五峰の特徴

  • 般若の面が飾られた寺を通る
  • 秩父のマニアックな山域
  • 多くの観音像が置かれている信仰の山
  • 切り立った岩壁と鎖場(一部)
  • 私設の登山コース

 

秩父にひっそりとたたずむ低山の総称です。付近は札所(観音を祀る寺院である霊場)巡りの名所として知られており(知りませんでしたすみません)、文字通り多くの仏像が祀られています。お寺大好きっ子にはたまらないコースです。

 

行動記録・ルート

  • 2016/12/28 (Wed.)

行き:国道229号(お車)~駐車場

 

登山口(8:30) 0:30 大日如来(9:00) 0:45 亀展望台(9:45) 0:15 

釜の沢(10:00) 0:55 五ノ峯(10:55) 0:35 文殊(11:30/12:00) 1:00 

登山口(13:00)

合計歩程 4:00

文殊峠まで 3:00(コースタイム 3:35 短縮率83.7%)

 

帰り:駐車場~武甲の湯~国道229号~東京

 

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赤…行きのルート

黄…帰りのルート

 

ほとんど人に会いませんでした。すれ違ったのは一人か二人かもしれません。

ルート上危険はところは、登り始めて30分くらいで登場する、切り立った岩場や鎖場でしょうか。しかし、ダイブしなければ命の危険はないと思われます。

地図上では、ほとんどのピークが記されておらず、自分がどこを歩いているのかよく分からなくなります。1/25000図を持って行って、鉄塔など目印に現在地把握をするといいかもしれません。

 

登山報告

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

すっかり春ですね。桜が満開です。

さて、3ヶ月ぶりに記事を書きます。

3ヶ月半前に登った山です。もはや覚えてねぇぇぇ

 

すみません、頑張ってひねり出します。

関係者のみなさま大変申し訳ありませんでした。

なんかいつも謝罪してる気がする。

社会人に備えて謝る練習は多い方がいいとポジティブに考えておきます。

 

さて、毎度のことながらうさぎ(仮称)から山のお誘いがきました。

うさぎ「さすがに明後日山行けたりしないよね?」

唐突のお誘い。

 

私を誰だと思っている。

まゆげ「いいよー」

 

暇人だと思われないようにたまには断った方がいいのかななどと、考えるだけ無駄なことを思いつつ返信を待つこと30秒

「般若山行かない?」

…どこやねん。

 

どうやら信仰の山らしいです。最近心がけがれてきたので、清めにいくことにします。

 

当日、ゴールキーパー(仮称)が車を出してくれて、奥秩父へ向かいます。

札所32番という巡礼所付近の駐車場がスタート地点です。

 

登り口にはこんな寺があります。

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中を通って登山道を目指します。

途中、こんなお面が。

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般若山と呼ばれる所以でしょうか。

般若さん、顔出しNGの場合は当方までご連絡ください。

当該画像は削除いたします。

 

寺に囲まれた階段をただひたすら登ります。

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修行ですね。

 

また、道中には行き止まりの鎖場が何か所かあります。

行き止まりと知ってはいても鎖場があるとつい登ってしまうのが我々の性。

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修行ですねPart.2。

 

しばらく歩くと、月光坂(がっこうさか)という急登にさしかかります。

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木の表面に書いた字としては破格の達筆さだと思います。

 

急登を頑張ると、展望が開けます。

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どれだけ急登が大変だったかは、ゴールキーパーを見て察してください。

 

奥には観音像があります。

気がつくと、すでにうさぎが観音像の横をキープしています。

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まったく、観音像と女には手が速いんだから。

さすがプレイボーイのシンボルアニマルなだけありますね。

 

…嘘です。女は山に差し替えておいてください。

 

この観音像、奥秩父小鹿野町を見守るようにたたずんでいます。

観音像視点でどうぞ。

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PCやスマホばかりいじっているあなた、目が疲れているはずです。こういう遠景を眺めて目を癒しましょう。

…ってこれも画面でしたね。

 

ちなみにここ、かなりの危険ポイントです。スパンと切れ落ちています。

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その先、割と勾配がきつめの鎖場があります。

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登り切ったら何があるのでしょうか。

 

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うん、いい景色!!

さて、景色も堪能したことだし、下りるか。

 

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あ、いたんですか?

 

いかん、信仰心がないと思われる。まぁそうなんだけ(ry

 

いやだなぁー、冗談ですよ。

まぁ仲良くやりましょうよ。

仲直りの印にハイタッチ。

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…してもらえませんでした。ガン無視です。

私はまだ認めてもらえていないようです。まだまだ修行が足りないですね。

 

この先は、正統派の登山道です。

しばらくすると、奥秩父のシンボル、武甲山が見えてきます。

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電線があります。道中で、現在地を特定するための数少ない人工物です。

 

たまに分岐はあるのですが、地図上にはまったく表記がありません。

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あ、どうもまゆげです。

 

武甲山をバックにスリーショット。

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イケイケ風の若者を演じています。

あの頃はまだ若かった…

 

さて、サクサクっと下ります。沢が涼しい…(というか寒い)

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下ったと思ったら登り返し、展望のよいスポットに出ます。

武甲山へ向かってジャンプ!!

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さて、サクサクっと下ります。(二回目)

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ふかふかの落ち葉の中下りていきます。一旦下界の釜ヶ沢に到着です。

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このまま道路を歩けば、20分程度で駐車場に戻れます。

しかし我々は先へ進みます。

そこに山がある限り。

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…あ、急登辛い。

常識的に考えて、そこに山があるからって進んでたらいつまでたっても終わりませんよ。ときには妥協も大切なんです。そこに山があるから進むとか何を考えているのでしょう。

と言いつつも今回は進みます。

 

道中で最も辛い急登を越え、展望が開けます。切り立った岩壁です。序盤で見た切り立った岩壁と雰囲気が似ています。

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ここは一の峰という岩場らしいです。

うさぎ、ダウン。

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でも手はピースなのでまだまだ余裕みたいです。

 

しばらく歩くと三ノ峰。

まゆげ、ダウン。

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でも腕は腕立て伏せやってるのでまだまだ余裕みたいです。

 

てか二の峰どこいった。

 

しばらく歩くと、また三ノ峰。

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リアルに二の峰どこいった。

 

四ノ峰。

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もはや景色を写す気ゼロですね。

 

五ノ峯。

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申し遅れましたが、この5つの峰が、「釜ヶ沢五峰」の名前の由来です。

ちなみに、それぞれのスポットの表記は

一の峰

三ノ峰

四ノ峰

五ノ峯

 

文字を使い分けていることに意味はあるのでしょうか。多分ないです。

そして二の峰どこいった。

 

道中、景色は比較的良好です。

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さて、前回登った二子山がそびえているのがお分かりだろうか。

槍ヶ岳が2つ隣接しているイメージです。

 

写真の右側1/4あたりのところにあります。

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二子山、前まではマニアックな部類かと思っていましたが、こう見ると奥秩父の中では際立っていますね。登りたくなる気持ちも分かります。

 

道中にて。

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何かテンション高いですね。

まぁ彼はそういうやつです。

 

文殊峠に到着。ここには、天体観測所があります。おそらく今は未使用ですが。

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あまり表に出していませんが、めちゃくちゃ寒いです。

ここで温かい麺類をいただきます。至福の時間です。

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さて、下ります。ひたすら車道です。あれ、登山道を歩く予定だったのだけれど…

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普通にルーミスしてました。中ノ沢分岐で左折する必要があったようです。

でもいいお昼ごはんスポットがあったので結果的に我々の勝ちです。世の中、情報を鵜呑みにしないことが大切ですよ。…って言っていることも鵜呑みにしない方がいいですよ。

 

しばらく歩くと、左手に登山口が見えてきました。

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本当はここから下りてくる予定だったということになります。しかし過去なんて振り返りません。

 

そして、ここに来てようやく登山コースが私設だったことを知ります。

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登山コース開拓とか、常人のなせる業ではないと思います。感服いたします。

 

小鹿野町の再奥地にたたずむ民家の間をぬって駐車場を目指します。

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こういう静かな雰囲気、たまらなく好きです。いいところですね~

家畜のにおいが強烈でした。それも含めて味があります。

 

あ、猫。

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そんな睨まなくてもいいじゃないですか。

猫さん、顔出しNGの場合は当方までご連絡ください。

当該画像は削除いたします。

 

実にのどかな道中でした。

時刻は13時、車に到着し、温泉に向かいます。

秩父と言えば武甲温泉です。

 

秩父湯元 武甲温泉

 

自身3度目になりますが、何度来てもいいところです。

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温泉にアイス、至福の休日を堪能しました。

 

例によって、帰りの運転も任せきりです。

どうもすみません。

なんか謝ってばっかりですね。

でも社会人に備えて…(ry

 

 

今回、道中は比較的楽で、お手軽に昼ご飯や温泉のありがたみをひしひしと感じられる山行でした。奥秩父マニアックシリーズ、また更新されることがあるでしょう。特に冬季は大活躍すると思います。

 

 

さて、今回分かったことがあります。

山に登った3ヶ月半後でも、写真を見ながら案外記事は書けるということです。

でも細かい記憶はどうしても忘れてしまうので、1ヵ月以内くらいで書いた方が再現性は高いと思います。

ということで次回から本気を出して、1ヵ月以内には書くようにします。

…と言いつつ、すでに2ヶ月前に登った分をまだ書いていないので、次回の次回から本気を出すことにします。

 

…大学時代、来学期から本気出すと言い続けて4年たった身としてはフラグでしかないのですが、善処します。

 

メンバー

※(回数)は、通算で登った回数

二子山

二子山の特徴

  • 秩父の岩山
  • 槍ヶ岳が二つ並んだような外見
  • ロッククライマーに人気
  • 高度感が凄まじい

 

秩父の岩峰、二子山です。岩が大好きな人たちの聖地です。奥秩父百名山である両神山の弟分のような山です(主観)。

二子山と検索すると、クレイジーだのスリルだの楽しそうなワードがたくさん出てきます。中級者向けの山と言えるでしょう。

 

行動記録・ルート

  • 2016/12/4 (Sun.)

行き:西武秩父駅~国道229号(レンタカー)~登山口付近の駐車場

 

登山口(9:35) 0:22 Rest(9:57/10:00) 0:15 股峠(10:15/10:30) 0:30 

西岳(11:00/11:35) 0:25 股峠(12:00) 0:25 東岳(12:25/12:40) 0:25 

股峠(13:05) 0:30 登山口(13:35)

合計歩程 2:52(コースタイム 3:55 短縮率73.2%)

 

帰り:駐車場~梵の湯~国道229号~西武秩父駅

 

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赤…登りのルート

黄…往復ルート

青…下りのルート

 

寒い季節でしたが、比較的にぎわっていました。

登山地図上では点線ルートを通りますが、ギブアップせざるを得ないような恐ろしい箇所はなかったような印象です。最も恐ろしいのは西岳の上級者ルートらしいですが、今回は回避しました。看板をよく見て、意図せず突入することのないように注意が必要です。

 

登山報告

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

元々自分は二子山のことはよく知らなかったのですが、友人のうさぎ(仮称)が楽しそうな岩山として発掘してきたので行くことになりました。

メンバーは、まゆげ、うさぎ、南極(仮称)さんです。

 

圧倒的南極さん率に、もはや安心感さえ覚えます。

 

 

今回は足として、西武鉄道が発売している秩父漫遊きっぷを使います。

秩父漫遊きっぷ:西武鉄道Webサイト

往復の運賃と、バスまたは追加料金でレンタカーがセットになったお得なきっぷです。

 

元々はバスで行こうとしたのですが、現地でのバスの本数が1日5往復…。朝5時に池袋を出るという鬼畜プレーを強いられることになるため、レンタカーに変更しました。

 

西武秩父駅から、うさぎに運転してもらいます。彼もまた運転のプロです。プロ2人と素人1人。うーん、悔しい…

 

のどかな田舎道を1時間ほど走ると、登山口に到着です。

 

「民宿登人」という民宿の少し上に、車が2、3台停められる駐車場があります。すでに車が何台か停まっていました。差し障りのない程度に駐車場の端っこに停め、9時35分に登り出します。

 

こちらが登山口。

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中央の鳥小屋のようなものの中には、カウンターが入っています。登山者数をカウントしているみたいです。南極さんが3人だか10人だか多めに押していた気がします。

そんなに押さなくても存在感あるから大丈夫ですよ。

 

初めは沢沿いの道です。展望のない樹林帯をしばらく歩き、若干展望が開けたと思ったら急登です。

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前の人たちを猛追します。

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分岐点である股峠の直下はかなりの急登でした。

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南極さんとうさぎの大きさの比較をしてもらえればいかに急登かが分かると思います。まぁ南極さんはもともとラージサイズではございますが。

 

そうこうしている間に股峠に着きました。

二子山には西岳(中上級)、東岳(中級)の2種類のピークがあります。東岳は混雑していそうだったので、先に西岳に向かいます。

股峠にはこんな看板が。

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西岳の上級者コースはかなりの難易度らしいです。

一般コースからのアプローチを試みます。

 

一般コースといっても、登山地図上では点線ルートなので気をつけて進みます。

 

道中、次第に大きな岩が現れ始めます。このあたりから核心部です。

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ちょうどいい木があったので、懸垂。

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足場も徐々に狭くなっていきます。

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鎖場鎖場、わーい。

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西岳に至る道中の最大の難所はこのあたりの鎖場です。

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まぁスニーカーで西沢渓谷を踏破した南極さんには余裕だったようです。

 

鎖場を突破すると、いきなり展望が開けます。

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奥のギザギザは、スリリングな鎖場で有名な両神山の八丁尾根!!(多分)

 

ここで上級者ルートと合流です。上の写真でうさぎがいるところを左手に行くと、とんでもない上級者コースが待っています。

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ゴツゴツした岩場を抜けると、西岳山頂が待っています。 

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山頂の手前。右側は正真正銘の断崖絶壁です。

飛び降りたら死にますが、飛び降りなければ死にません。

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そして無事山頂に到着!!他の方々は先に東岳を目指す傾向があるようで、西岳山頂は貸し切り状態でした。

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骨密度低下を防ぐため、コラーゲンの入ったフカヒレカップヌードルを食べます。

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お湯を沸かしている間に、撮影大会。

 

…こ、これは怖い。

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 寿命が縮むからやめてくれ~

 

うさぎ(動物)って崖を怖がらないんですかね。ペンギンは遠巻きに見ています。

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西岳のさらに西側にも、一応ルートは延びています。

しかし、どこをどう進めばいいのか全く分かりません。 

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さて、まだ東岳にも登らないといけないので、カップ麺を食べたら長居はせずに下ることにします。

 

…ふぅ。

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でしゃばりました。すみません。

 

西岳を下り、股峠を通過して東岳へ向かいます。比較的険しい道です。

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 ふと振り返ると、西岳の岸壁に取り付いている登山者がいます。これが究極の西岳上級者コースです。

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 うーん、さすがにこれは装備なしでは厳しいですね。

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 勇敢な方たちです。

 

 おっと、気をとられているうちに危険ポイント到来。ここの足場は、下に取り付けられている人工の取っ手のようなものだけです。左側は崖のため、ちょっと危険です。

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 今回の行程中の一番の難所でした。

 

 難所を抜けると展望が開け、先ほど登ってきた西岳もよく見えます。

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右側には、先ほど望遠で確認した上級者コース挑戦者がいらっしゃいます。

マサイ族出身の方ならお分かりでしょう。

 

岩々した尾根をつたい、東岳を目指します。

岩のすき間に何かいましたが、特に触れずに先に進みます。

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尾根に出てからは危険個所は特になく、サクッと東岳山頂に着きました。

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東岳の東側の展望。

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山座同定、まったくできません。

秩父にはマイナーな山が多すぎます。そこがいいところでもありますけどね。

 

ポテトチップスを食べて、下ります。

岩の尾根を歩いている間は、ずっと西岳とにらめっこです。

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テンションがハイになったのか、うさぎが空中を走り始めました。

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さて、落ち葉で足場が悪い中下るのは大変気をつかいます。

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ふかふか。

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思わずダイブもしたくなります。

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意図的にダイブしただけです。決して転んだわけではありません。

 

南極さんが落ち葉を投げ始めました。

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昔はなんでもかんでも投げていた南極さん。強肩ぶりはまだまだ健在ですね。

 

突然2人が小走りで下り始めたので、一瞬で登山口に着きました。

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まだまだお若いですねぇ。

登り出してからちょうど4時間で戻ってきました。

 

さて、13時半。お昼ご飯欲と温泉欲とで葛藤が起こる時間帯です。

せっかくなので新しい温泉を発掘しようということで、秩父市街の北に位置する皆野の温泉「梵の湯」に行くことにしました。

 

道中、道に迷ったり、猫を轢きそうになったり、ガードレールにぶつかりそうになったり前途多難でしたが、無事温泉に到着しました。

 

秩父川端温泉 梵の湯|関東屈指の重層泉

 

関東屈指の重曹。関東屈指のNaHCO3らしいです。

私たちの肌もすべすべなめらかにしてもらいましょう。

 

いい雰囲気!!

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温泉を上がって、時刻は16時。遅めのお昼ご飯となりました。

秩父名物のわらじかつ丼を食べます。とんでもないボリュームです。

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温泉で温まり、さらに満腹になったので、とても眠くなりました。さて車を運転して帰りましょうか。

南極さん、よろしくお願いします(土下座)

 

無事に西武秩父に到着し、西武池袋線で帰路につきます。

運転してくれたお二人は熟睡です。お疲れさまでした。

運転しなかった私も熟睡です。お疲れさまでした…って何もしてない。

 

 

 

今回の二子山は割とメジャーな方らしいですが、奥秩父にはまだまだ発掘しがいのあるマイナーな山があるはずです。奥秩父のいいところは、雪がほとんどなく冬でも登れるところです。また、近場でアクセスも良い。

宝探しのような感覚で、奥秩父のマイナーな山を探して登ってみたいものです。人っ気がない山が個人的な好みです。

 

また、下手に遠くに行くと、南極さんに対する車走行距離の貸しが増大してしまうということも懸念事項です。

今のところ、平ヶ岳往復+Jバンド往復+西沢渓谷片道+安達太良山(2015年に行った)往復で、合計1000 kmくらいでしょうか。

運転できるようになったあかつきには、東京~大阪往復分に匹敵する距離を、独力で送って差し上げます。ガクブル。

 

メンバー

  • 南極さん(11回目)
  • うさぎ(8回目)
  • まゆげ(自分)

※(回数)は、通算で登った回数

西沢渓谷

西沢渓谷の特徴

  • 秩父多摩甲斐国立公園内に位置する
  • 多くの滝に囲まれた渓谷
  • 紅葉の名所
  • 名前のつけられた奇岩が数多く存在する
  • 三塩軌道という昔のトロッコ軌道が残っている

 

山梨県内でトップクラスの人気を誇る自然あふれる観光名所、西沢渓谷です。老若男女が涼や紅葉を求めて訪れます。

 

行動記録・ルート

  • 2016/11/2 (Sat.)

行き:中央自動車道勝沼IC~秩父往還道~道の駅みとみ

 

  • 2016/11/3 (Sun.)

道の駅みとみ~西沢渓谷入口駐車場

西沢渓谷入口(6:50) 1:45 Rest(8:35/8/55) 0:10 トイレ(9:05/9:15) 0:25 大展望台

(9:40/9:45) 0:45 西沢渓谷入口(10:30)

合計歩程 3:05(コースタイム 3:50 短縮率84.8%)

 

帰り:西沢渓谷入口駐車場~ほったらかし温泉中央自動車道

 

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赤…行きのルート

黄…帰りのルート

 

紅葉シーズンにも関わらず、前夜に道の駅みとみに駐車してある車はまばらでした。まぁ西沢渓谷は日帰りでも普通に行けますからね…

道中は基本的に一方通行です。前半は渓谷沿いを歩き、後半は迂回路で帰ってきます。槍ヶ岳剣岳のような、混雑緩和のための一方通行方式です。

難所はありませんが、舗装されていない山道がしっかりあるので山靴で行くことをお勧めします。ただ、スニーカーでも頑張れば歩けるようです。

 

登山報告

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

乾徳山に登った4日後に、同じ山域にある西沢渓谷に行ってきました。後輩のゴールキーパー(仮称)が企画してくれました。今回車まで出してくれて、感謝感激雨霰です。

 

今回は、まゆげ、ゴールキーパー、南極(仮称)さんの3人です。

平ヶ岳、Jバンドでもお世話になった鉄人南極さんの再来です。

 

さて、運転できるお二人に車をまかせ、西沢渓谷まで走らせてもらいます。道の駅「みとみ」というところに車を停め、車中泊

そして今回の山行(?)のピークは早々にやってきました。

 

シュラフがない」

レインを上下に着て最大限の暖をとろうと試みますが、広大な自然の寒さの前には無力。この一晩で10万回くらい震えたと思います。(1秒に6回くらい)

他の二人は、シュラフにくるまってぬくぬく寝ています。いいなぁ…

 

おまけに、車の天井の窓が少しオープンになっているという殺人プレーがありました。

 

翌朝、冷凍状態となって発見された私は、車の暖房をガンガンにつけてホットコーヒーを飲むことによって無事解凍されたのでした。マグロの気持ちがちょっと分かった気がします。

 

さて、気を取り直して歩きだします。

よく見ると、結構色づいています。関東屈指の紅葉の観光地の名は伊達ではありません。

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行程中のさらなる紅葉に期待が持てます。

ちなみに上の道路は、雁坂峠という日本三大峠の下をトンネルで突っ切り、埼玉県奥秩父へと抜け出すマニアックな道路です。

 

西沢渓谷入り口にて。

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南極さんとゴールキーパー。 

当然のことながら、車は通行止めです。ペンギンは通っていいみたいです。

 

あと、南極さんは完全に私服です。

「西沢渓谷はスニーカーで踏破できる説」を南極さんが検証します。

 

途中、こんな看板があります。西沢渓谷内に家を建てたい方は、事務所にご相談ください。

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 許可っておりるものなのだろうか…。6億円くらい積めばいけるかな?

 

入り口から20分くらいで、登山届を出せる休憩所(トイレ)があります。そこから15分くらい林道を歩くと、西沢渓谷の登山道に突入します。

 

林道の一コマ。

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 こういうのどかな写真が個人的なお気に入りです。

 

西沢渓谷へ至る道の途中に、日本百名山の甲武信ケ岳へ至る分岐が2つ存在します。それぞれ「徳ちゃん新道」「近丸新道」と呼ばれています。

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写真は近丸新道の入り口です。こちらは沢沿いの道なので増水時は注意が必要です。

 

ところどころに西沢渓谷の案内図があります。登山地図にはない、岩や木の情報まで載っています。

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 ちょうど現在地のところで林道が途切れ、登山道に入ります。

 

 こんな感じの登山道です。行きはずっと沢沿いの道が続きます。

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念のため補足しておくと、私の首は180°は回りません。 

 

西沢渓谷の名所の一つ、二俣吊橋。川上と川下の紅葉を一望できます。

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川上の紅葉。うーん美しい。

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ちなみにこれは南極さんカメラです。

 

同じところをマイカメラで撮るとこんな感じ。

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 カメラ一つでこんなに違うのか…

私のカメラは700ナノメートル程度の波長(=赤)の感度がよくないみたいです。

 

 以降、鮮やかな写真はすべて南極さんが撮影したものと思ってください。以降どころか過去の記事もそうなんですけれど。

 

川下の紅葉。うーん素晴らしい。 

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 とにかく赤い。レッド吉田もびっくりです。

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さて、赤いアピールはこの辺にして、滝アピールに移りましょう。

 

途中、滝見台なるスポットがあります。登山道を左手に折れて下ったところにあります。

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滝見台から見た、「三重の滝」。そのままポストカードとして使えそうです。

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滝との距離感はこんな感じです。

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さらに少し上流に行くと、本気を出せば沢の水に触れられるスポットに出ます。

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うーん、沢沿い。

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だんだんボキャ貧が露呈してきました。

 

 ちなみに道中はガッツリ山道です。

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昨晩の雨の影響もあって、若干ぬかるんでます。

こんな悪路を南極さんはスニーカーで颯爽と登っていきます。さすが鉄人。

 

 貞泉の滝。

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 西沢渓谷では道中に数多くの滝がありますが、その中でもランクが高い滝には展望台が用意されています。貞泉の滝にも、ささやかな展望台があります。

 

奇岩の一つ(というよりは、岩が削られた地形ですが)、母胎渕。

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なるほど、確かに生まれてくる前にこんな光景を見た気がします。

 

頭上注意の貼り紙。貼り紙から察するに、上の方から虫歯菌みたいなモンスターが襲ってくるみたいです。

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西沢渓谷の滝たちの親玉は、再奥地にある「七ツ釜五段の滝」です。この橋がビュースポットです。

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七つの釜に、五段の滝。

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日本の滝百選に選ばれています。

…日本人て百っていう数字が好きね。

 

七ツ釜五段の滝を過ぎると、西沢渓谷内で数少ない分岐があります。右に行くと行き止まりですが、少し頑張れば沢に下りることができ、プライベートな休憩スポットとして使えます。

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下りてみると、案の定貸し切りでした。

思わずテンションが上がります。

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うーん、とても押したい。

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 しかし帰りの運転手がダウンすると困るので、ぐっとこらえます。

 

うーん、とても押したいPart.2。

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しかし帰りの車のキーが流されると困るので、ぐっとこらえます。

 

さて、行動食を補給し、西沢渓谷周遊ルートの折り返し地点へ向かいます。

 

最後の最後に、みんな大嫌い階段が待ち構えていました。うーん、辛い。

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登り切ると、トイレ。ここが折り返し地点です。

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トイレを奥に進むと、本格的な登山口が待ち受けています。

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この先、黒金山を経由して4時間45分歩けば、先週登った乾徳山に着きます。かなりマニアックなルートの印象ですが、プライベート感があって楽しそうです。

 

ちなみに、標識の右手の線路は、三塩軌道という1933~1968年に稼働していたトロッコの軌道です。当時としては珍しく、機関車を使わず馬力により木材を運搬していたとのことです。

三富(みとみ)村と塩山駅を結んでいたため、三塩軌道です。私は(元)鉄道ファンなので、こういうものを見ると自然と心が躍ります。

 

ハッとして左手を見ると、素晴らしい展望。奥にそびえるは甲武信ケ岳でしょうか。もしくはその南に位置する木賊山(とくさやま)と判断します。

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ハッとしてグッときてパッと目覚める…思わず田原俊彦が出てきます。

 

折り返し地点からは、迂回路を通って駐車場まで戻ります。帰りは多くの沢を横切るため、数多くの橋が存在します。すると、こんな橋が。

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彦一さんの操作ミスで馬と一緒に沢に転落したそうです。

 

しばらくするとこんな橋が。

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猪虎狸(いこり)さんの操作ミスでトロッコと一緒に沢に転落したそうです。

 

まとめると

彦一さん⇒馬と一緒に落ちる⇒負傷

猪虎狸さん⇒トロッコと一緒に落ちる⇒負傷

 

こんなところを馬でトロッコを引いて通るなんて、労働者の安全が尊重される現代社会ではまずありえません。

何はともあれお二人ともご無事で何よりでした。

 

折り返し地点から25分程度で、展望台に着きます。

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良画質Ver.でどうぞ。

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同定力()には定評のある私ですが、これは若干判断しかねます。

中央が先ほどと同じ木賊山、右が破風山ですかね…

 

道中では、軌道がところどころ残っています。

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こら、二人して何やっとる。

 

上を見ると、美しい紅葉。

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来た甲斐がありました。

甲斐だけに…ボソッ

すみません。こういうこと言うとバッシングされそうなのでもう言いません。

 

さて、迂回路もそろそろおしまいです。ラストには、「ネトリ橋」という橋があります。せっかくなので(?)、ゴールキーパーに寄り添って写真を取ります。

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いやぁ、美しい画ですね。

…紅葉が。

 

ネトリ橋から沢の上流を写すと、行きに通った二俣吊橋が見えます。お分かりだろうか。ズームをせずに分かった人はマサイ族並みの視力の持ち主です。

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ちなみにネトリ橋は、「子酉橋」と書きます。 変なこと考えた人は帰ってください。

私たちも帰ります。

 

時間に余裕があったので、西沢渓谷からは若干遠くに位置する「ほったらかし温泉」に行こうと提案し、車を走らせてもらいます。だいぶ走りづらそうな山道を通ります。運転ほったらかしですみません。

 

ほったらかし温泉は、山梨市の高台に位置する、山梨県内では文句なしにNo.1の展望を誇る露天温泉施設です。

人気の温泉であるにも関わらず直通バスはなく、付近のフルーツ公園という施設のバス停から徒歩25分という立地にあります。アクセスの際には、車があると大変便利です。

 

ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

 

無事到着!!ほったらかしのポーズ。

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「あっちの湯」「こっちの湯」の2種類の露天風呂があります。それぞれ別料金ですが、どちらかに入るだけでも満足(という評判)です。

 

「こっちの湯」…常連さん御用達。木造りのひなびた雰囲気が人気。

「あっちの湯」…こっちの湯の2倍の眺望。

 

若者は質より量を選ぶ傾向にあります。私たちも眺望の広さを求めてあっちの湯へ向かいました。

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うむ、これは期待が持てる。

 

ここから先は撮影はできないので、音声でお届けします。

 

(ガラッと入った瞬間)

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

…とまぁ、こんな感じです笑

 

実際の展望に近い光景が、こちらです。

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下のプレハブが脱衣所・洗い場です。

実際はさらに右にも左にも光景が広がります。パノラマで撮影すればよかったですね。

甲府盆地が一望できます。目を凝らせば、走っている中央本線なんかも見えます。

 

この写真で中央本線の場所が分かった人は、マサイ族並みの視力の持ち主です。

 

ほったらかし温泉の営業時間は、日の出1時間前からで、温泉につかりながら日の出を見ることができます。何という心遣いでしょうか。心まで温まります。

 

とまぁこんな感じで、いい温泉でした。実は訪れたのは二回目なのですが、何度来てもいいところです。

 

温泉併設の食事処で昼ごはんとソフトクリームを食べ、ベンチで10秒ほどたそがれてから、帰路につきます。

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帰りの運転もお二人にまかせて、VIP気分で帰宅です。何から何まで任せきりですんませんホントに。

 

 

今回はゆるく体を動かすことができて、非常にいいリフレッシュになりました。健康的な自然に囲まれ、いい温泉にも入れて、体力もやる気も全回復しました。

都会での生活に疲れを感じたら、自然に身をまかせるに限ります。

 

こういうイベントを経験すると、生きてるって素晴らしいって実感します。

特に、寒さを耐え忍んで無事に朝を迎えた時の気分は最高でした。

 

メンバー

※(回数)は登った回数

乾徳山(日本二百名山)

乾徳山の特徴

  • 日本二百名山
  • 山頂直下の垂直な鎖場が名物
  • 山頂付近は岩の間をすり抜けるようにして登る
  • 鹿がのほほんと暮らしている

 

 山頂直下の鎖場が名物の乾徳山。検索すると楽しそうな鎖場の写真がわんさか出てきます。岩場・鎖場好きなら一度は登っておくことをお勧めします。山梨を代表する岩山です。

 

行動記録・ルート

  •  2016/10/30 (Sun.)

行き:塩山駅中央本線 0:40(バス) 乾徳山登山口バス停

 

乾徳山登山口バス停(9:00) 0:35 徳和新道登山口(9:35/9:38) 0:22 

銀晶水(10:00/10:05) 0:47 Rest(10:52/10:55) 0:25 Rest(11:20/11:27) 0:38 

雷岩(12:05/12:10) 0:35 乾徳山(12:45/12:50) 0:10 昼ごはんRest(13:00/13:35)

 1:20 高原ヒュッテ(14:55/15:15) 1:34 乾徳山登山口バス停(16:49)

合計歩程 6:26(コースタイム 7:00 短縮率91.9%)

 

帰り:乾徳山登山口バス停 0:40(バス) 塩山駅中央本線)~温泉(東京都内)

 

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赤…登りのルート

黄…下りのルート

 

塩山駅からはバスに40分ほど揺られます。紅葉の名所である西沢渓谷行きのバスと同じなので、車内は紅葉お目当ての観光客でごったがえします。乾徳山登山口で降りる客は少なめでした。

 

 予定では道満尾根から登り出すつもりでしたが、不覚にも登り口を見つけられませんでした。地図上には示されていない分岐をいくつかクリアして、獣対策の施錠された門まで辿りつければOKですが、GPSなしではかなりの難易度だと思います。

 

行けども行けども辿り着かない。例えるなら、初代マリオブラザーズの7-4でクッパまで辿りつくのと同じレベルで難しいです。

この例えが分かったあなたは、古き良きゲームを記憶に残している素晴らしい人です。 

 

登山報告

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

前回に引き続き、またも登ってから1ヶ月以上経ってからの更新となってしまいました。関係者のみなさますみません。 

 

今回の山行は、後輩の相模湖(仮称)が開いてくれました。後輩に囲まれたメンバーになったので、自分では勝手に慰安山行と呼んでます。

 

当日、塩山駅からバスに乗るのですが、これが激混み。登山口バス停に着くころには疲弊していました。

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右は後輩の救急車(仮称)。久しぶりの自然いっぱいの環境に、テンションが上がります。

 

道満尾根を探し歩くこと35分、結局登山口を見つけられずに徳和新道側に着いてしまいました。一生の不覚です。みんなに合わせる顔がありません。

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1/50000図上の情報だけでたどり着くのはかなり困難な印象です。まぁ別の登山口からでも登れることを知ってたので、あまり真剣に探さなかったというのもあるのですが。しかし負け惜しみは嫌いなのでそういうことは言いません。Google Map使えば絶対に見つけられたしとか思っていません。

 

大して雨が降ったわけでもないのに、登り出してしばらくぬかるんだ道が続きました。すぐに靴が泥だらけになります。元凶はこの水場でした。 銀晶水。忘れないからな、銀晶水

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やりおったな、この水場め。腹いせに、水を飲んでやりました。 

 

救急車も、これでもかと言わんばかりに顔を洗います。

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 銀晶水を後にします。写真から分かるように、かなり地面がぬかるんでいます。

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左から十和田湖(仮称)、相模湖、救急車。

 

銀晶水から1時間ほど歩くと、2つ目の水場である錦晶水が現れます。

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一般のおじさま。お味の方はいかがでしょうか。

 

錦晶水も結構な量の水をばらまいていました。まぁ水場は我々登山者のオアシスなので、大目に見ることにしましょう。銀晶水の件も水に流してあげます。

 

銀晶水も水を流してるし…ボソッ

…ブルルッ。そういえば最近寒いですね。

 

錦晶水からそう遠くないところに高原ヒュッテがあります。

ここは帰りも通るので、ひとまず休憩はせずに上へ上へ登ります。ここらから草木の背丈が低くなり展望が良くなり始めますが、かなりの急登です。

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 雲がかかっていて遠くは見えませんが、晴れているときの景色のポテンシャルは高そうです。

 

 月見岩というポイントを過ぎてしばらく歩くと、いよいよ岩場が現れます。これからが乾徳山の核心部です。

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一般のおじさま。イケメン過ぎる。

 

ひょひょいのひょいっ。

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こういうアトラクション的要素のある山はいくら登っても飽きません。

 

ひょひょいのひょいっ。

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…さすがにここはひょひょいでは厳しいです。70°くらいの斜度を誇ります。

乾徳山の中ボス的存在の「カミナリ岩」。

 

前を登っていた方はここでリタイアされていました。

かくいう私も銀晶水のせいで靴の裏がだいぶぬめっていたので、普通に足を滑らせておっかなかったです。

 

別アングルから。

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 十和田湖は鎖を使わない派です。たくましい。

 

 雨乞岩、胎内と名付けられた岩群を通り抜けると、いよいよラスボス「鳳岩(おおとりいわ)」の登場です。

 

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高さ20メートルほどの、ほぼ垂直な鎖場です。乾徳山名物、最後にして最強の鎖場です。これに挑むためにここまで来たと言っても過言ではありません。ツアーの方が協力プレイでラスボスに挑んでいました。

 

…ん、なんだこれは。

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もはや煽りのようなものさえ感じます笑

 

ただしこの迂回路というシステムは非常に重要で、実際に登山初心者・鎖場が苦手の方はこちらを利用した方がいいかもしれません。

誰でもクリアできるユニバーサルデザイン的仕様というのは、多様な方が山に親しむために不可欠です。例えるなら、初代マリオブラザーズの1-2で天井裏にワープゾーンが用意されているようなものです。

この例えが分かったあなたは、古き良きゲームを記憶に残している素晴らしい人です。 

…30年前のゲームですが、ネタバレしてすみませんでした。

 

さて、ラスボス鳳岩に挑む前に、銀晶水のせいで付着した靴の裏の泥を落としておきます。

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ツアーの方は綱をつけて一人一人補助しながら登っていたのですが、結構な人数でしたので、綱をつけ外ししている間に先に登らせてもらうことになりました。

 

岩のすき間に足を突っこんで登ります。右には綱を持ったガイドの方が控えています。

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上から写真を撮るとこんな感じです。伝わりにくいかもしれませんが、結構な高度感があります。

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 「混んでるんだから写真撮ってないでさっさと登れ」

視線が痛いのでぱっぱと登ります。

 

鎖場を登り切ると、山頂はすぐそこです。

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残念ながら展望ゼロ。しかしラスボスを倒すことができたので、目的は果たせました。

 

おなかがすいたのでお昼にします。山頂は寒い上に混んでいたので、少し下って物陰のようなスポットで食べることにしました。

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十和田湖は箸を忘れたため、サバイバルナイフで木の枝を加工して箸を作っています。サバイバル能力高し。

 

箸完成。カップ麺3つをすいすい食べられる耐久性があったようです。

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食べる量については突っこまないでおきましょう。

 

食べ終わり、下り始めます。ガレ場のきつい下りが延々と続きました。

ガレ場が終わると緩やかな下りになり、色づいた葉っぱが自己主張してくるようになります。

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乾徳山 紅葉とても きれいだな

 

素晴らしい一句です。季語も入っています。しかしこの天才的な句の原型を作ったのは自分ではないので、あまり流用しないことにします。

 

若干道に迷いつつも、なんとか高原ヒュッテまで帰ってきました。

「あ、鹿。」

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きれいな目をしています。

肖像権の侵害を主張する鹿がいましたらご連絡ください。当画像は削除いたします。

 

高原ヒュッテの全景はこんな感じです。きれいなトイレが完備。優秀な避難小屋です。

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中は清掃が行き届いている感があります。窓からは鹿のお食事風景を間近で眺めることができます。

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持参した草餅を食べて、最後のエネルギー補給完了。終バスが結構危うい時間帯になってきました。しかし焦っては危ないので落ち着いて下ります。

 

途中、関東の富士見百景というスポットがあります。しかし展望ゼロ。

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こうしている間にもバスの時刻は刻一刻と迫ってきているので、下ります。道満尾根という、登りに使う予定だった登山道経由で下ります。

 

1時間少々頑張り、獣対策の施錠された門を抜けると、ようやく登山道が終わります。しかし、到着したのは集落のはずれのような場所。バス停がある雰囲気は一切ありません。

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ここで満を持してGoogle Mapを発動させました。バス停はここからかなり離れたところにあるみたいです。終バスの発車時刻がすぐに迫っていたので、RunとWalkを組み合わせてバス停を目指します。

 

努力の甲斐あって、バスの到着一分前にバス停に着くことができました。

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帰りのバスは、塩山駅の二つお隣の山梨市駅行きです。駅に着いた頃には真っ暗でした。冬の日はつるべ落とし。

 

とりあえず温泉は東京で探すことにします。

京王線「仙川駅」より徒歩5分の日帰り温泉|天然温泉 仙川 湯けむりの里 |

日帰り登山だとどうしても現地で温泉に入る時間的余裕がないので、山梨県の山域の場合は中央本線京王線沿線の温泉施設が重宝しますね。

 

 

さて、乾徳山は日帰りで気軽に登れる岩山として人気があります。下の登りでウォーミングアップをし、いい感じに温まってきたところで岩場・鎖場が連続します。運動不足を感じた方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

基本的にはいいところですが、銀晶水のせいで靴の裏が泥だらけになるところがマイナスポイントですかね。

…水に流すとか言って全然流せていませんでした。

 

メンバー

  • 救急車(6回目)
  • 十和田湖(2回目)
  • 相模湖(2回目)
  • まゆげ (自分)

 ※(回数)は、通算で登った回数

男体山(日本百名山)

男体山の特徴

  • 日本百名山
  • 美しいコニーデ型の火山(富士山と同じタイプ)
  • 登り口にある二荒山神社が所有する信仰の山
  • 入山の際、500円を神社に納める
  • 二荒山神社登山口からは、6時以降からしか登ることができない
  • 中禅寺湖を見下ろせる
  • 一日に何往復もする弾丸登山に挑戦する人が多い

 

はい、男体山日光白根山とともに、百名山として奥日光名峰の二枚看板を務めます。道中の展望はあまり良いとは言えませんが、山頂からは中禅寺湖をはじめ雄大な光景が広がります。

 

行動記録・ルート

  • 2016/10/1 (Sat.)

行き:東北自動車道日光宇都宮道路~第二いろは坂

 3:00(車) 二荒山神社駐車場

 

  • 2016/10/2 (Sun.)

二荒山神社登山口(6:10) 0:25 Rest(6:35/6:40) 0:15 三合目(6:55) 0:25 

四合目(7:20/7:30) 0:25 五合目(7:55/8:05) 0:25 Rest(8:30/8:35)

 0:25 Rest(9:00/9:10) 0:35 男体山(9:45/10:25) 0:55 Rest(11:20/11:25)

 0:45 二荒山登山口(13:10)

合計歩程 4:35(コースタイム 5:50 短縮率78.6%)

 

帰り:二荒山神社駐車場~湯元温泉~第一いろは坂~宇都宮日光道路~東北自動車道

 

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赤…登りのルート

黄…下りのルート

 

今回用いた二荒山神社から登るメジャーなルートには、危険箇所は皆無です。老若男女様々な年代の方が登っていました。他の百名山と比べると、踏破のハードルは比較的低く、親しみやすくていい奴です。

 

中禅寺湖と反対側の志津乗越から登り始めるルートは、アクセスこそ大変ですが、マイナーなルートゆえ人は少なく、静かな雰囲気で登ることができます。道が通行止めになることもあるので、事前調査が必須です。

 

登山報告 

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

10月2日、男体山に登りました。この記事を書いているのは、11月23日。大変遅くなりました。関係者の皆さますみません。

 

遅くなったことに関して、自分は言い訳とか嫌いなのでそういうことはしません。決して研究で忙しかったわけではありません。

 

さて、1ヵ月半も空いてしまうと、記憶も薄れかけてきます。しかしそれだからこそ、鮮明に覚えている記憶と些細な記憶との差が顕著になり、よりスムーズに書けるのではないか?きーづいちゃったきーづいちゃったわーいわーい。

…自分でも何を言っているのかよく分からなくなってきましたが、そんなことを考えているうちにも記憶はどんどん失われていくので、とりあえず速く書くことにします。

 

今回の山行は、10人という大所帯でした。とりあえず、自分の友人が南極(仮称)さん以外にもいることが証明できて嬉しい限りです。

 

新宿でレンタカーを2台借りて5人ずつ車に乗り込み、男体山登山口にある二荒山神社を目指します。自分のグループの車は、最初の交差点で右折と左折を間違え、早々にもう一つの車と別れました…

その後なんやかんやで追いつき、日光名物のいろは坂に突入。運転は麻雀牌(仮称)に任せて、自分は車酔いと格闘していました。

 

…なんとか無事到着しました。駐車場にて。

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天ぷら(仮称)が車酔いでダウン。同志よ。

 

男体山二荒山神社所有の山であり、入山には500円を払う必要があります。しかしその支払いをするためには、神社が開く朝6時まで待つ必要があります。無理矢理神社を突破しようとすると、けたたましいブザー音が鳴ります。ということで、朝になるまで大人しく待つ事にします。

ちなみに後で調べて分かったのですが、奥日光はほとんど神社のものらしいです。日光白根山しかり、華厳の滝しかり、いろは坂しかり。お金がかかるかからないの違いはあるみたいですが。

 

 さて、ようやく朝6時を迎え、二荒山神社で入山料を払います。その際、こんなお守りをもらえます。

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 首から下げて、いざ男体山へ。

 

神社入口からは、男体山の頭が見えます。天気は微妙。

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登り始めてしばらくは階段。それが終わると一合目に達します。

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男体山は九合目まで樹林帯の歩きです。展望はないけど、酸素豊富で健康的な樹林帯。大味じゃないけど必須の要素、サラダ的ポジションですね。

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二合目は気づかずに通り過ぎました。しばらくすると、山道が終わって林道に合流する地点に辿りつきます。そこが三合目です。

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天ぷらときつね(仮称)と香水(仮称)。天ぷらのお皿のせいで、三合目の石標がよく見えません。写真の右側に林道が伸びています。

 

果てしなく続く林道。

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そんな長くもなかったけど。

 

途中、中禅寺湖が大きく現れるスポットがあります。ここまでほぼ展望ゼロだったので、感動もひとしお。

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林道が終わると、四合目です。しっかりした鳥居が待ち構えています。

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札束(仮称)さんとふがし(仮称)さんと天ぷら。

 

鳥居から25分ほどで五合目。若干幽霊が出そうな雰囲気です。

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岩の上にそびえたつ六合目の石標。

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六合目を越えたあたりで、岩岩の歩きかつ急登が始まります。うーん大変。

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しかし、ふりむけばヨコハマ…じゃなくて、ふりむけば中禅寺湖。徐々に全貌が見えてくる感じが何とも素晴らしいです。

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そうこうしているうちに七合目。

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王国民(仮称)。いい表情してます。

 

八合目付近、またも鳥居があります。鳥居がたくさんある山ランキングでは、男体山はかなり上位に食い込むのではないでしょうか。

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鳥居とうさぎ(仮称)。彼は、私たちの中ではエンターテイナー的ポジションです。

 

そして八合目。

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でしゃばってすみません。まゆげです。

 

九合目。ゼリーを補給し、最後のひと頑張りのエネルギーをチャージします。

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一番左には、麻雀牌が顔だけ写っています。うさぎの後ろの山っぽい人は一般の方です。図らずも、大分にぎやかな写真になりました。

 

 九合目からすぐ、長かった樹林帯を抜けます。もうすぐ素晴らしい景色とご対面です。

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 赤い土が特徴的な山頂直下です。…ん、雲が出てきたって?いやいや、そんなものは見えない。

 

山頂に到着しました。当然のように社があります。信仰の山であることをうかがわせますね。

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別アングルからどうぞ。一番左はマンゴー(仮称)さん。

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木彫りを見ると、「霊峰 男体山」となっていますね。私は雑念だらけですが、登ってもたたりはありませんでした。

 

富士山や浅間山、遠くには白馬岳なども見えるそうです。なるほど、その展望を確かめるとしましょう。

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刮目せよ!!

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…うん、素晴らしい展望だ。誰が何と言おうと素晴らしい。疑問質問いちゃもんは受け付けません。

 

景色もいいことなので、ここでおやつタイムです。

うさぎが、バーナーとコーヒーを用意してくれました。しかしバーナー付属の火おこし装置が不調で、火がつかないというハプニング。

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そこで、王国民が山用に10年ほど常備していたというマッチが登場。窮地を脱しました。王国民曰く、初めて使用したとのことです。備えあれば憂いなしとは言いますが、出番のなかったものを10年も持ち歩くとは、やりますね。

 

バーナーとコーヒー担当がうさぎ、火種担当が王国民、水担当がまゆげ、マシュマロ担当がきつね。分業により豪華なブレイクが実現しました。先輩方は、チョコレート、クッキーを振る舞ってくれました。

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その後、天ぷらと神写真。

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社会人一年目の彼ですが、ついに神と肩を並べるほどになりました。

 

山頂からはずれの方向へ歩いていくと、太郎山神社なるものがあります。

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ここの立地は実は絶壁で、晴れていたらさぞ怖かったことでしょう。 

 

そこへ、崖を見ると飛び降りたくなるうさぎときつねが登場します。

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はい、さようなら。颯爽と飛び降りていきました。

 

せっかくなのでちょっとたそがれていきます。

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うーん、崖。怖いです。

 

さて、下ります。行きに来た道をサクサクッと下りるだけです。

 

下山口も近くなったところで、自然に形作られた木のブランコ的なものを見つけました。そこへ、遊べるものを見つけると飛びつくうさぎが登場します。

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自然と一体になって遊ぶ。いいことです。

 

あと少しで下山口というところで、おじさまの像を発見。何となくシンパシーを感じたので、写真を撮っておきます。

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下山口。こんな貼り紙があります。男体山は、こんな感じの美しい円錐形をしているんです。独立峰であり、晴れていれば360°見渡せるタイプです。

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鳥居を出る前に、靴の泥を落とします。男体山の土は神聖なるもので、外に持ち出してはいけないということになっています。

 

さて、無事下山。まずは温泉目指して、休暇村日光湯元まで車を走らせてもらいます。

温泉|静かな湖畔の森に包まれてリゾート気分を満喫|休暇村日光湯元

日光の最奥地にある入浴施設ですが、賑わっていました。

 

お腹もすいてきたので、温泉後は戦場ヶ原のお食事処へ。

個人的な見解ですが、戦場ヶ原から見える男体山が一番好きです。

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雲が晴れていれば、ビシッと見えます。元々この雄姿に惹かれて登ろうと思っていたくらいです。

 

その後、行きと同じ5人グループで車に乗り込み、麻雀牌の運転で東京へ帰還。結局、ほとんど彼に運転してもらいました。感謝感激雨霰

新宿で餃子打ち上げをしてお開きです。大人数で賑やかな山行は久しぶりでしたが、少人数にはない楽しさがあります。立場上これから時間的制約が増えていくように思いますが、また大人数で集まりたいものです。

 

 

初の男体山、非常に登りやすかったです。山頂の天気はあまりよくありませんでしたが、易しいからこそ何度でもチャレンジできる山です。天気を伺い、また挑戦してみたいです。しかしそれ以前に、いろは坂を越えられる車テクを身につけることにします…

 

メンバー

  • 札束さん(初)
  • ふがしさん(2回目)
  • マンゴーさん(3回目)
  • うさぎ(7回目)
  • 王国民(4回目)
  • 天ぷら(8回目)
  • 麻雀牌(4回目)
  • きつね(9回目)
  • 香水(初)
  • まゆげ(自分)

※(回数)は、通算で登った回数

 

Jバンド

 

Jバンドの特徴

 

Jバンド。何それ?おいしいの?というレベルで知名度は低いと思いますが、隠れた名山です。展望の良さは日本屈指と言えるかもしれません。 

 

行動記録・ルート

  • 2016/9/9 (Fri.)

行き:関越自動車道上信越自動車道~佐久北IC~チェリーパークライン

 3:30(車) 車坂峠

 

  • 2016/9/10 (Sat.)

車坂峠登山口(4:40) 0:35 Rest(5:15/5:20) 0:25 槍ヶ鞘(5:45/6:00) 0:15 

トーミの頭(6:15/6:20) 0:40 湯ノ平口(7:00) 0:15 賽ノ河原分岐点(7:15/7:20)

 0:10 Rest(7:30/7:45) 0:25 Jバン(8:10/8:25) 0:25 仙人岳(8:50/9:15)

 0:15 蛇骨岳(9:30) 0:25 黒斑山(9:55/10:05) 0:20 トーミの頭(10:25)

 0:40 車坂峠登山口(11:05)

合計歩程 4:50(コースタイム 6:35 短縮率73.4%)

 

帰り:車坂峠~チェリーパークライン~千ヶ滝温泉~碓氷軽井沢IC~上信越自動車道関越自動車道

 

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赤…登りのルート

黄…巡回ルート

青…下りのルート

 

浅間山は2016年9月現在、噴火警戒レベル2です。法令により、火口より2 km以内は原則として立ち入ることはできません(入ってはいけないところでロープが張られています)。2 km圏内にはあるものの、前掛山登山口までは例外的に登山が認められています。今回は、登山が認められているスレスレのラインである前掛山登山口、Jバンドを経由して黒斑山へ至るというルートをとりました。

 

火口付近(500 m以内)は非常に危険で、無臭の火山ガスを吸うと一瞬で天に召されるそうです。浅間山の山頂付近にはロープが張ってあり、立入禁止区域であることが明瞭になっています。とにもかくにも立ち入らぬことです。

 

ちなみに、登山地図には危険マークがところどころありますが、気になるような危険箇所はありませんでした。飛び降りたら死ぬな、というところはありますが、意図的に飛び降りたりしなければ全く問題はありません。

 

登山報告 

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

9月9日(金)17時21分、研究室で論文を読んでいるところへ、先輩の南極(仮称)さんから無料通話アプリで連絡が入りました。

「今日明日暇だったりする?」

突然の山の誘いでした。

 

偶然にも金曜日夜から土曜日が空いていたので、行くとの連絡を返します。断じて暇人であるわけではありません(汗)

南極さんは他の人にも声をかけてくれるとのことでした。

 

…結局釣れた暇人は私一人でした笑

 

どの山に登るか色々検討したのち、親には会津駒ヶ岳に行くと言って家を出ました。22時に南極さんと合流、相談ののち両神山に行こうということになりました。道中、成増で本屋さんを発見。

浅間山にする?」

今までの話し合いはすべてなかったことになり、地図を買って浅間山に行くことに決定しました。2016年最もいい加減な瞬間でした。この下調べ不足が、後に壁となって立ちはだかります。

 

浅間山には一部立ち入り禁止区域あったような気がするなーとか思いつつ、ひとまず火口500 m付近の前掛山まで行けたらいいなという希望的観測の元、登山口まで車を走らせてもらいました。この記事のタイトルは、「浅間山日本百名山)」になるはずでした。それがなんやかんやでJバンドになってしまいました…(後悔はしていないですが)

 

4時40分、登山口にて。

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この看板の右側に、浅間山の火山活動に関する重大なお知らせが書いてありました(後述)。この暗さでそんなことには到底気づくはずもなく、浅間山目指してうきうきと登り出します。

 

表コースをしばらく進むと、展望が良好なスポットに出ます。

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素晴らしい雲海です。左にプカッと浮いて見えるのは、八ヶ岳です。たぶん。

 

途中には、浅間山名物のシェルターがあります。浅間山が噴火したときは、この中へ避難します。トラック大の噴石が降ってくるとも言われますが、それに耐えられるだけの強度があるのでしょうか…

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シェルターからすぐ、槍ヶ鞘という眺望抜群のスポットに出ます。圧倒的な存在感の浅間山が突如として目の前に現れます。5時45分、ちょうど太陽が浅間山から顔を出すところです。

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ダイヤモンド浅間を拝むことができました。この光景は、南極さんと二人占めです。なんと贅沢な。

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槍ヶ鞘からすぐ、トーミの頭という分岐に出ます。ここは槍ヶ鞘以上に絶景スポットです。浅間山はもちろん、黒斑山、仙人岳といった浅間山付近の外輪山も一望できます。

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おっ、富士山。手前は南アルプスかな。

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 雲海に浮かぶ姿がなんとも美しい。

 

幸せな気分に浸っていたのですが、崖の下を見て絶望しました…

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 あのジグザグの道は、これから進む「草スベリ」です。写真では分かりづらいかもしれませんが、かなりの勾配&やたら長いんです。下りるのに苦労しました。

 

 草スベリを攻略し、浅間山の裾野に位置する前掛山登山口に到着します。そこで見たものは…

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立入禁止のロープ。我々の挑戦はここで終わった…

 

前述した通り、2016年9月現在、浅間山は噴火警戒レベルが2なので、火口から2 km以内には原則として立ち入ることができません。そのロープです。これくらい下調べすれば分かる情報です。圧倒的な敗北感に襲われます。

 

落胆の面持ちで顔を上げると

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「Jバンド」…とは?

 

Jバンドが何者かも分かっていませんでしたが、何となく私たちを慰めてくれるような気がして、私たちは盲目的にJバンドへ向かいました。

 

途中、賽ノ河原という平坦な地点に出ます。

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地図には「荒涼とした風景」との記述が。なるほど確かに荒れ果てている感じがします。この賽ノ河原、日本ではなかなか見られないような光景であると思います。人の手が一切入っていません。旧石器時代や人類が誕生するずっと前から、もしかしたらこの光景が維持されているのかもしれません。

とても静かで、心地のよい空間です。これまた南極さんと二人じめ。なんと贅沢な。ゴミひとつないこの空間、今では珍しいのではないでしょうか。

 

左手にはJバンドと称する岩壁が迫ります。この岩壁、一見登れる気がしませんが、中央付近にうっすらとのびるルートから登っていきます。落石さえ気をつければ、さほど難易度は高くありません。

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 右手には雄大な浅間山。登りたかった…

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Jバンドへ向けて、急な岩場をせっせと登ります。

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岩壁を登りきると、Jバンドのピークへ到着!南極さんの「J」のポーズ。 

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見事なJです。

 

ここは、遮るものが何もない、最強の展望です。浅間山はもちろん、富士山、北・中央・南アルプス八ヶ岳草津白根山の方まで見えます。

最高です、Jバンド。

 

ちなみに、Jバンドには鋸岳という和名があります。Jバンドと鋸岳の命名のどちらが先かは分かりませんが、Jバンドという響きが気に入ったので私たちは徹底してJバンドと呼びます。

いいところです、Jバンド。

 

また、標高を稼いだことで、浅間山の形をより明瞭に確認することができました。

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 右上の出っ張りが前掛山です。左奥が浅間山のピークでしょうか。中央のモクモクは、雲なのか噴煙なのか判断できません。

 

Jバンドから、仙人岳方面へ歩き出します。尾根上からは、嬬恋(群馬)方面が良く見えます。中央から若干右寄りの「へ」の字形っぽい山は、草津白根山です。たぶん。

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仙人岳手前から、Jバンド方面を振り返ります。浅間山堂々としてるなぁ…。Jバンドの保護者のようです。

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これまですれ違った人は、午前の早い段階で一名のみ(どこから下りてきたんだろう…?)でしたが、仙人岳付近で一気に多くの人に出会います。

 

そうこうしているうちに仙人岳に到着。ここぞというときに食べるフルーツ缶を発動し、エネルギーをチャージ。

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仙人岳で引き返す人も多くいました。Jバンドに行かないなんて勿体ない。 

まぁ確かに、仙人岳の展望は素晴らしいですケド。

 

仙人岳を過ぎると、山容が変わってきます。岩壁→砂地→草地という具合です。

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 蛇骨岳に着きます。群馬側から雲が押し寄せてきて、浅間山が隠れかけてきました。

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途中、座禅に適した箇所、すなわち座禅ポイント(以下、ZPと略す)を見つけたので座禅をします。

南極さんは精神ポイントが20上がった!

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 Jバンドから黒斑山に至るまで、数十ものZPが見つかりました。最近座禅が足りていないと感じたみなさんはぜひJバンドへ。

 

ちなみに、ZPの発音の仕方は、ズィーピーです。

 

お笑い番組、Eの神様に出演していた禅の話などで盛り上がっていると、黒斑山に着きました。

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下界で同期に支給されたポテトチップスを発動します。うまい。

 

この黒斑山、登山地図には「浅間山の絶景のビュースポット」と書いてありました。

 …ふぅ、これだから素人は困る。

Jバンドからの浅間山の展望は、距離・角度ともに黒斑山の比ではない。しかも、Jバンドからは群馬側の山々も全部見渡せる。黒斑山の眺望は、浅間山方面に限定されており、高々150°程度。何か勝てる要素ありますかぁ黒斑山さん?(煽り)

 

…おっと、悪い自分が出てしまったようだ。

登山地図を書いている人は私より何十倍も山に登っている玄人です(たぶん)。すみませんでした。

ちなみに、黒斑山は標高でJバンドに勝っています。あと、登山口からのアプローチが近いのも利点です。また、人気が圧倒的に違います。私たち以外の登山客は、黒斑山ピークで10人程度、Jバンドは0人でした笑

 

安心してください、黒斑山勝ってますよ。

 

茶番がすぎました。そろそろ下山します。

 

トーミの頭を経由して、下りは中コースでサクサクッと下ります。

下山口にて、南極さんが服従のポーズをとります。

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そのポーズ好きなんですか?…おっと失礼。

 

朝に通った登山口にふらふらっと立ち寄ると、こんな看板が。

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なんと!!

賽ノ河原までしか行けない(=前掛山まで登れない)とちゃんと書いてありました。今回は下調べ不足な上に、現地での情報収集能力も欠如していたようです。

喝!!

…そんな声がSンデーモーニングから聞こえてきそうです。

 

車に戻ります。駐車している高峰高原には、日本有数の絶景露天風呂として名を馳せている高峰温泉があります。

高峰温泉 温泉のご案内

 

しかし、Jバンドからの絶景にすっかり陶酔していた私たちは、どんな絶景もそれを超えてくることはないだろうと判断し、標高を落として軽井沢の方の温泉でゆっくりすることに決めました。

(この件についても当時は下調べ不足で、高峰温泉の絶景露天風呂に入れるのは宿泊者のみらしいです笑)

 

軽井沢のリゾート地に隣接する千ヶ滝温泉に行きました。

立ち寄りの湯 軽井沢千ヶ滝温泉

かなりの敷地面積を誇ります。

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駐車場から入口をくぐり、廊下を100メートルほど歩くと、本物の入口に着きます笑。いやぁ広い。

 

この温泉のアイデンティティは、遠赤外線による低温サウナですかね。これまで修行のようなサウナしか体験したことがなかったので、リラックスできました。

 

この温泉のもう一つのアイデンティティは、プリン屋さんが併設されていることです。「千ヶ滝温泉」と検索すると、3つ目に「千ヶ滝温泉 プリン」がでてきます。名物らしいです。

小声(もう一つのアイデンティティは、お食事処がないところです。プリン屋さんはあるのに…笑)

 

温泉後、せっかくなのでプリン屋さんで女子会をします。南極さんがおごってくれました!

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南極さんが優しすぎて、顔が仏に見えてきました。顔がペンギンに見えてきました。

 

そして数時間車を飛ばし、東京へ帰還。南極さんは連続運転にも疲れを見せず、頼もしい限りです。しかし、最後の最後に車を自宅のフェンスにガリガリぶつけてしまいました…

その後南極さんは、飲みに行くといって池袋へ向かいました。鉄人すぎる笑

 

 

今回、色々な思いつきと偶然が重なってJバンドへ行くことになったのですが、結果的には大当たりだったと思います。百名山でも二百名山でもなく、登山地図には景色情報すら掲載されていないJバンドですが、浅間山を見るスポットの質としては群を抜いていると思います。途中の賽ノ河原も気持ちのいいポイントでした。また、アルプスを中心とする多くの山々を見渡せる山域であり、全体的な眺望の良さはピカイチです。あと座禅ができます。

 

穴場です、Jバンド。

 

Jバンドはいいところでしたが、噴火警戒レベルが1に下がったら、前掛山まで行ってみたいのも事実です。時を待って再チャレンジしたいですね!

 

メンバー

  • 南極さん(9回目)
  • まゆげ(自分)

※(回数)は、通算で登った回数

平ヶ岳(日本百名山)

 

平ヶ岳の特徴

  • 日本百名山
  • アクセスが長い(高速を下りてから2時間以上)
  • 非常に長い行程(通常の往復コースタイムで12時間程度)
  • 公式でのキャンプ禁止、山小屋も存在しない
  • 山容は平坦で、湿原が広がる
  • 皇太子殿下が登山しようとした際、「皇太子ルート」なるショートカットルートが切り開かれた

アクセスの困難さ、健脚者向きのきついコースタイムといった要素から、生半可な覚悟では登れない秘境の百名山などと言われています。「皇太子ルート」というショートカットルートも存在しますが、国道から登山口までの長い長い林道は交通規制がなされているため、登山口に入るまでが一苦労です。

 

行動記録・ルート

● 2016/8/14(Sun.)

行き:東北自動車道~西那須野塩原IC 3:30(車) 鷹ノ巣登山口

 

● 2016/8/15(Mon.)

鷹ノ巣登山口(3:30) 0:50 Rest (4:20/4:25) 0:35 Rest (5:00/5:10) 0:27 

下台倉山(5:37/5:46) 0:40 台倉山(6:32/6:42) 0:40 白沢清水(7:22/7:32)

 0:46 Rest (8:08/8:13) 0:24 池ノ岳(8:37/8:47) 0:28 平ヶ岳(9:15/9:34)

 0:38(玉子石方面ルート経由) 池ノ岳(10:12/10:27) 0:45 白沢清水(11:12/11:20)

 0:34 台倉山(11:54/12:04) 0:34 下台倉山(12:38/12:45) 0:48 Rest (13:33/13:43)

 0:47 鷹ノ巣登山口(14:30)

合計歩程 8:56(コースタイム 11:30 短縮率77.7%)

 

帰り:鷹ノ巣登山口 1:00(車) 奥只見シルバーライン~関越自動車道

 

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赤…登りのルート

黄…下りのルート

 

左上の中ノ岐登山口が、いわゆる皇太子ルートです。登山口への林道はゲートが閉じられているため、一般車は入ることができません。ここから登る方法は主に二通りあります。

  • 送迎を実施している小屋で一泊する(清四郎小屋、奥只見山荘など)。ただし、希望者が所定の人数に満たないと催行されません。
  • ゲートから、自転車でホイホイ登山口までこぎまくる。スムーズな人は片道1時間程度で着くらしいです。

 

登山報告

はじめまして、まゆげ(仮称)です。

 

「秘境」という響きに惹かれ、かねてより登りたいと思っていた平ヶ岳に行ってきました。

 

大学の先輩である南極(仮称)さんの運転で、鷹ノ巣登山口を目指します。東京を出発し、節約のために栃木まで国道を走っていましたが、21時を回って時間的な危機感を感じ始めたので、鹿沼ICから東北道にのることに。その途中にさつきロードという謎の有料道路が登場。わけも分からぬまま160円をぶんどられ、あっという間に無料の国道に合流。せっかく節約したのに…泣

鹿沼ICから東北道にのり、西那須野塩原IC から再び国道。3時間半ほどで鷹ノ巣登山口に到着。順当に車酔いを発症しました。 

 

 さて、3時半。体調が回復しきらぬうちに、登り出します。

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 6時間の運転をしてくれた南極さんは元気です。タフだなぁ…

 

登山口にはこんな注意書きがあります。

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「当初から野営を計画して登山をされる方がいらっしゃいます」…ドキッ

私も初めは、山頂付近にあるらしいテン場にテントを張ることも考えていました。テントの調達が面倒だったので断念したのですが、やはり公式なテン場ではないようです。健脚者は日帰りを心がけ、テント泊は非常時のみ、というのがセオリーだということです。

 

登り出してから1時間しないうちに、樹林帯が開けてヤセ尾根に出ます。

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日の出前、よく下が見えないのでまだ恐怖心はありませんが、両側でパックリと暗闇が口を開けています。足場の悪いヤセ尾根上の登りもあり、ここを下るの嫌だなぁと思いながら高度を稼いでいきます。

 

ヤセ尾根から展望は比較的良好になります。左手にはいくつかの山々が見えてきます。一番大きい山は燧ケ岳かな?双耳峰が特徴なのですが、ちょうど雲がかかっていてよく見えません…

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台倉山からしばらく進むと、水場である台倉清水に到着。しかし謎のブルーシートがあるのみで、水らしいものは一切見つかりませんでした…

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※往復5分程度で沢に下りることができ、水量が豊富な水場があるとの情報もあります。しかし涸れる時期もあるとのことなので、あまりアテにしない方がいいような気がします。 

 

さらに進むと、白沢清水という水場に出ます。レストポイントとしては優秀なのですが…

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こんなん飲めるか!!っていう水場でした。変なの浮いてたし。

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池ノ岳直下は急登です。ひぃひぃ言いながら登って行きます。あと一息で楽園です。

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 そしてついに池ノ岳(姫ノ池)に到着!!ここからが楽園の湿原ゾーンになります。パンパンになったバウムクーヘンと一緒にワンショット。

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 湿原の美しさには心惹かれます。苗場山会津駒ヶ岳など湿原が広がる山はいくつかありますが、平ヶ岳はアクセス困難ということもあり、何よりプライベート感が素晴らしいです。本日出会った登山客はわずかに7名でした。

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 池ノ岳を後にして、平ヶ岳山頂へ向かいます。霧だらけで展望はありませんが、むしろ幻想的な雰囲気で楽しくなってきます。

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平ヶ岳の三角点に到着しましたが、3人のグループが楽しそうにしていたので一旦スルーし、行き止まりにあたる標高最高点(2141 m)を目指します。

…到着すると、最高点などという看板は存在せず、「この先通行止」という淡白な標識のみ。もうちょっと褒めてくれてもいいのに。

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 いやーお疲れ様!!南極さんとツーショット。手前がまゆげです。身長差がばれる…

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最高点を堪能した後、三角点に戻ります。さきほどいた3人のグループがまだいました。ずいぶん余裕があるなぁ…

平ヶ岳の標識にピッタリあごがのりました。身長がばれる…

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 下りは、若干遠回りになりますが、玉子石方面へ向かう木道を経由して、池ノ岳へ戻ります。途中、ようやくまともな水場にお目見えしました。

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このテン場を右折すると

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これは美しい!!白沢清水も見習ってほしい。

 

そして、玉子石方面への分岐にさしかかります。平ヶ岳名物の玉子石ですが、時間・疲労・玉子石を見る価値(笑)などを総合的に判断し、スルーすることに決めました。平ヶ岳は下るだけで4時間程度を要するため、早めに下りることを推奨します。

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池ノ岳に戻ってきました。天気が回復し、平ヶ岳が見えたのでパノラマ撮影!南極さんが2人いますが、合成ではありません。南極さんがすばやいだけです。

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 気持ちいい天気の下、思わず昼寝をしてしまいました。堂々と昼寝ができる山なんてそう多くないです。くり返しになりますが、このプライベート感が平ヶ岳の魅力です!

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 ここで、半そで短パンのいかにもトレランって感じの親子に出会いました。昨日は燧ケ岳に登り、今日は朝6時に出発して4時間程度でここまで登ってきたそうです(コースタイム5:50のところ)。相当のツワモノです。

 

「走ってきたんですか?」と聞くと、「いやいや違うよ、望月選手じゃないんだから」「…。」南極さんと顔を見合わせ、そこで会話が終わりました。望月選手って誰?笑

望月将悟:静岡市消防局所属の山岳救助隊員。北・中央・南アルプスの420 kmを走破するトランスジャパンアルプスレースという大会で3連覇を達成した。

…めちゃくちゃ凄い人だった。望月選手すみませんでした。

 

このトレラン親子、お父さんがボケで小学生くらいの息子さんがツッコミみたいな関係でとても仲がよかったです。ほっこりしました。別れを告げ、平ヶ岳をバックに後姿を撮らせていただきました。お気をつけて!

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10時半頃、ぼちぼち下り始めます。楽園よさようなら。

 

途中、平ヶ岳をバックに。絶対に飛び降りるなよ!!フリじゃないぞ!! 

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下りは、脱毛とか映画を見に行く話とかをしながら、予想していた以上にサクサク下ることができました。しかし台倉山を過ぎて、ヤセ尾根にさしかかってからが長く感じました。

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行きは暗くてよく分からなかったけど…

ヒャー切れ落ちとる!!

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しかも雨が降ってきました。このコンボは怖い。

 

そしてなんとか無事に登山口に戻ってきました!11時間前は元気だった南極さんもこの疲れよう。お疲れ様でした!

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その後、樹海ライン(国道352号)のクネクネ道を1時間走り、奥只見シルバーラインから魚沼の市街地に抜けます。奥只見シルバーラインは、奥只見ダムを建設するために作られた、高速道路のような比較的快適な道路です。かつては有料道路だったそうですが、1977年に無料開放されました。さつきロードも見習ってほしい。忘れないからな、さつきロード

 

鷹ノ巣登山口から、2時間で関越道の小出IC付近まで着きました。東北道からのアクセスより1時間半も早かったです。しかし…

奥只見シルバーラインに至るまでの樹海ラインのクネクネ道が、史上最強レベルにクネクネで、順当に車酔いを発症しました。また、見通しの悪いヘアピンカーブにカーブミラーが置いてない箇所がやたら多く、そういったカーブではプップと鳴らして曲がっていました。かなり気を使う道路です。

  • 東北道から…3時間半ほど、クネクネ度合いが小さい、比較的走りやすい
  • 関越道から…2時間ほど、樹海ラインのクネクネがひどい、気を使う

 こんな感じでしょうか。

 

さて、いい温泉に入りたかったので、ハツカ石温泉のユングパルナスまで車を走らせてもらいます。

南魚沼市ハツカ石温泉 石打ユングパルナス 公式サイト

携帯でWebクーポンを見せれば700円で入れます。いいところでした。

 

 その後、越後湯沢で幅を利かせているという(笑)つけ麺屋、越後維新で夕飯タイム。食べ終わった頃に、ドーンドーンと地響きが鳴ったと思ったら、花火が上がっていました。フィナーレにふさわしい。

 

 うーん、うまく撮れない。フラーレンのようになってしまった。

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なんとか撮れたワンショット。

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嵐のような花火のフィナーレに見送られながら関越道にのり、帰路につきます。

 

 

天気はあまりよくないという予報でしたが、登山中にはドカンと降られることはなく、素晴らしい山行になりました。平ヶ岳はアクセス困難で健脚者向きの山なだけあって、予想通り人が圧倒的に少なく、他の山に比べて自然のままである度合いが高いように感じました。行きづらい、ということがプラスに働いていますね。いつまでもこの美しい状態を維持してほしいものです。

 

南極さん、長時間の運転ありがとうございました!私も早く運転できるようにします。

 

メンバー

  • 南極さん(8回目)
  • まゆげ(自分)

※(回数)は、通算で登った回数