裏銀座・雲ノ平縦走1日目~烏帽子岳(日本二百名山)
烏帽子岳の特徴
お盆休暇を利用して、裏銀座からの雲ノ平という黄金ルートに挑戦です。
最後にはちゃっかり薬師岳も回収しちゃいます。
初日は、高瀬ダムからブナ立尾根を経由し、烏帽子小屋と烏帽子岳を目指します。
行動記録・ルート
- 2018/8/11 (Sat.)
- 2019/8/12 (Sun.)
七倉山荘(4:10) 0:50 高瀬ダム下(5:00/5:10) 0:30 高瀬ダム上(5:40/6:00) 0:25 登山口・水場(6:25/6:45) 0:30 レスト@10番目印(7:15/7:25) 0:35 レスト@8番目印(8:00/8:10) 0:40 レスト@6番目印(8:50/9:10) 0:45 レスト@4番目印&三角点(9:55/10:05) 0:30 レスト@2番目印の手前(10:35/10:50) 0:20 レスト@1番目印(11:10/11:20) 0:35 烏帽子小屋(11:45/13:35) 0:45 烏帽子岳(14:20/14:55) 0:55 烏帽子小屋(15:50)
合計歩程 7:20(コースタイム 8:25 短縮率87.1%)
出典:山と高原地図 35「鹿島槍・五竜岳 北アルプス」,昭文社,2014.
赤:登りのルート
青:下りのルート
高瀬ダムから烏帽子小屋までの登りであるブナ立尾根は、北アルプス三大急登・日本三大急登という見事二冠を達成しております。つ…強すぎる。
つまり、裏銀座での快適な山行を味わうためには、いきなりラスボス級の敵と対峙する必要があるということです。
RPGならいわゆる負け確定イベントに該当しそうなこの急登、登山では勝たないと先へ進めません。
コンディションをしっかり整えて挑みましょう!(もちろん無理なら引き返しましょう)
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
今回は、裏銀座・雲ノ平縦走という仰々しいタイトルです。
北アルプスの魅力に取りつかれた者なら誰もが憧れる、北アルプスの奥深い山域(双六山荘以北を勝手にそう呼んでます)。
北アルプスの中では閑静な雰囲気ながらも超一流の山歩きが体験できる裏銀座。
日本最後の秘境と呼ばれ100%の自然が感じられる雲ノ平。
今回は順を追ってこれらすべてを踏破する予定です。
初日は、ブナ立尾根からの烏帽子小屋・烏帽子岳を目指します。
登山口へのアプローチには、新宿から出ている夜行バスを利用します。
早朝4時、起点である七倉山荘に到着です。
まだ真っ暗。
ヘッデンをつけて準備開始です。
幸い天気に恵まれ、星空が素晴らしい。
これだけでも来た甲斐があるってもんです。
さて、ここから先、高瀬ダムまでは徒歩かタクシーを選べます。
ただし、七倉山荘より先は夜間交通規制がなされており、夏季の登山シーズンの場合タクシーの運行は朝5時半からとなっています。
運行開始の時間は時期によるので、ご利用の際は予め公式HPでご確認を
七倉山荘から高瀬ダムまで歩くと、コースタイムで1時間半。
車道なのであまり短縮は期待できないでしょう。
一方、タクシーだと5時半スタートで所要時間約15分。
ということで、歩いた方が15分早く、かつタクシー代も浮きます。
よし、歩こう。
(体力の消耗という観点はない)
あ、これが交通規制のロープですね。
歩く意志を有する者のみ突破可能です。
ドヤ顔で突破します。
独特なルビの注意書き。
「上流」:かみのほう
「左記」:つぎ
「危険」:あぶない
絵から察するに、子供でも分かるように、という意図なのでしょう。
さて、七倉山荘からしばらくは本格的なトンネル歩きです。
うさぎ(仮称)とゴールキーパー(仮称)。
これから4日間、行動を共にします。
ときはお盆。
5時ともなればすっかり明るくなります。
そして、トンネルを抜けるとそこは高瀬ダムだった。
ここ、割と難所です。
到着時間云々ではなくて、この強烈な登りを避けるためだけでもタクシーを使う価値はあると思います。(経験談)
しかし、ときすでに遅し。
気合いで登ります。
くねくね道を右に行ったり来たり。
200mシャトルランです。
写真がぶれます。
疲れてるからです。
+光量が足りないからです。
振り返れば、そこそこの景色。
30分ほどかけてようやくダムの頂上に到着です。
すでに体力はゼロに近いです。
ということで朝ごはんをいただきます。
高瀬ダムにたまっている水は、独特な色合いです。
青緑?
一般的に水分子(H2O)は長波長(赤)を吸収する傾向にあるため、短~中波長の色が際立つと科学的には説明できます。
そのほかにもいろいろ要因があるみたいですが、詳細は知りませんすみません
槍ヶ岳、湯俣方面。
湯俣には、平坦な林道と山道をおよそ3時間歩くと着きます。
温泉やお酒が楽しめる魅力的な山小屋があり、いつか観光で行ってみたいところです。
その先、槍ヶ岳へは…
おそらく北鎌尾根ルートを指しているのでしょう。
超上級中の上級コース(というかそもそも登山地図にルートがない)なので、おそらく縁はないです…
また、湯俣から竹村新道という健脚者ルートを6時間20分登ると、裏銀座コースに合流できます。こちらは体力的な意味で上級コースです。
あとは、鷲羽岳の起点である三俣山荘への直登ルートである伊藤新道があります。しかし、おもに亜硫酸ガスによる吊り橋の腐食・崩落のため、1983年を最後に通行止めとなっています。
伊藤新道の歴史と現在 | 特集 | 北アルプス黒部源流 | 三俣山荘・雲ノ平山荘・水晶小屋
私は廃線鉄道マニアでもあるので、こういった閉ざされた道には秘境的な魅力を感じます。
ではでは、高瀬ダムを後にし歩き始めるとします。
気付いたらタクシーに追いつかれてました。Ouch...
本ルート名物の一つである、不動沢吊り橋。
揺れる揺れる
不動沢の作業車両。
不動沢はそのまま高瀬ダムへ続いています。
吊り橋を越えると、キャンプ場。
登山地図に記載はありますが、名称は書かれていません。
この小屋には、濁沢キャンプ場と書いてありました。
訪れて初めて分かる名称です。
これをドヤ顔で言えたらあなたは通と言えるでしょう。
さて、全然登山口に着かないなー…
三大急登はどこへやら。
緩やかな道をひたすら進みます。
今日は1500メートルアップの予定なんだけど。
まともな登りはまだダムだけです。
さて、歩き続けると、ようやく登山口。標識があります。
登り出しの前に水場を探します。登山地図に記載はありますが、あからさまな案内はありません。自力で探します。
むむ、この上が怪しい。
沢から豪快に水を補給します。どうやらこういうタイプの水場らしいです。
この先烏帽子小屋まで、水補給ポイントはありません。
しっかり補給しておきましょう。
さて、三大急登のブナ立尾根、いよいよスタートです。
登山口の黄色い標識の上に、12という数字があります。
これは、この登山口からゴールである烏帽子小屋までの残りの距離(所要時間)を数値化したものです。
12番目印から0番目印まで、カウントダウンが始まります。
三大急登の名は伊達じゃありません。
階段を上り、山道を登り…
30分歩いたところで、10番目印で休憩。
35分歩いたところで、8番目印で休憩。
あっさり書いてますが、かなりきついです。
もはや写真を撮る余裕もありません。
暑い。
汗だくだく~君はラクダ君
懐メロが頭の中をぐるぐる回ります。
7番目印。
よっこらせ
6番目印。ここで休憩。
5番目印。元気だね、きみ
そして、2208.5メートルの三角点。
タヌキ岩。
かなり疲労困憊ですが、確実に高度は稼いでいます。
お、尾根が近い!!
烏帽子小屋も近い!!
しかしまだ3番。およそ4分の3来たことになりますね。
2番!!あとちょっと。
さすがにみんなも疲れてきたようです。
そして1番目印で休憩をはさみつつ、ついに烏帽子小屋へ到着!!
と同時に0番目印を発見。
また、番号とチェックポイントの対応看板もありました。
ふむふむ、大体わかったようなわからないような
ま、着けばいいんです!!
小屋到着時の圧倒的安心感。
これを味わうのも登山の醍醐味です。(個人的な嗜好ですが)
これを見ると裏銀座に来た感が増します。
身が引き締まる思いです。
さて、とりあえずテン場へ向かい、テント設営と昼ごはんです。
テン場へは、小屋から徒歩10分弱です。
背後には裏銀座縦走路。
かっこよすぎる!!
ほどよいサイトを陣取り、今回のために3人で出資して購入したステラリッジテント(モンベル製)を立てます。
このテントを選んだ理由。
軽い
そこが最大のポイントです。
あと、そこそこ安い。さすがモンベル。
さて、ラーメンでも食べるか。
生活感溢れてますね。
まるで休日の一コマのよう。
まぁ休日なんですけど。
さて、烏帽子小屋へ戻って水を補給し、烏帽子岳へ向けて再び登り出しです。
お昼ごはんでエネルギー補給し、かつほぼ空身で登れるので、元気いっぱいです。
テン場側から見た烏帽子小屋。
烏帽子岳は奥側です。
小屋前の穏やかな一コマ。
小屋の中にお邪魔して、水をいただきます。
蛇口式です。
水は命です。
爆買いします。
水質も保証されてるみたいです。
ふむふむ、なるほど。
多分完璧なのでしょう
さて、本日のメインピーク、二百名山の烏帽子岳へレッツゴー!!
さすが、みんな元気。
燕岳を彷彿とさせる砂地・岩の道です。
ふと右手を見ると、はるか昔に通り過ぎた高瀬ダム!!
現在地との標高差は1300メートルといったところでしょうか。
がんばったねぇ…
遠目に、烏帽子岳っぽいピークが見えてきました。
ニセ烏帽子というニセピークもあるらしいですが、てっぺんに人がいるのでおそらく本物でしょう。
あぁ、飛ぶのね。はいはい。
腹チラセクシー烏帽子ジャンプ。
今回は何回拝めるでしょうか。
烏帽子岳のピークに立つためには、烏帽子岳分岐というところで左折です。
ここからは、烏帽子岳からの下山者とすれ違いながら登っていきます。
核心部は、やや高度感のあるトラバースです。
軽快に登っていきます。
ところで、お尻に小枝ついてるよ
いざ、自分の登る番。
ふむ、やや高い。
こ、こわくなんてないんだからねっ
そして山頂へ。
登り出しから10時間10分(休み込み)、ようやく到着です!!
感動もひとしお。
一見、展望ゼロのように見えますが、高いところに雲が多いだけで、烏帽子岳の標高以下の展望はよいです。
お姉さんも自撮り棒でインスタ映えに夢中。
おやっ、眼下に見える青い場所はもしや…
高瀬ダム!!再び。
そして、その下方には不動沢吊り橋も見えます。
実際に通過したときとは違った光景が広がります。視野が広がります。
こういうのを俯瞰というのですね。
学術でも仕事でも大事かもしれません。ふかん。
いやぁ、勉強になります。
思わず正座になります。
うさぎもご満悦
さて、下山しましょう。
ちなみに、烏帽子小屋と反対方向(船窪方面)には、美しい池塘が広がります。
総称して四十八池と呼ばれているらしいです。
この船窪方面、裏銀座以上に静かな道中であることと思います。
プライベート感がたまりません!!
東側には、おそらく大町市街。
こんな光景毎日見てたら目がよくなりそう。
遠目に烏帽子小屋が見えてきました。
お分かりになるだろうか?
青色の屋根です。
思い切ってズーム
くっきり撮れてます。20倍ズームです。
現代の光学技術ってすごいですね。
さて、そうこうしてるうちに小屋に戻ってきました。
まずはテン場へ。
なんかいい雰囲気ですね。お花畑に囲まれて。
実は、烏帽子小屋とテン場の間って、お花畑なんです。
お花さん、あなたのお名前は?
「チングルマの実です」
…調べたところ、花ではなく実の可能性が高そうでした。
タンポポの綿毛のようなポジションでしょうか。
さて、ときは16時前。
さすがにテン場も混んできました。お盆のハイシーズンですからね
テントでごそごそ。
お酒を取り出し、小屋前の花畑でオトナな時間を過ごします。
あなたは?
「イワギキョウなの。岩桔梗って書くの。」
烏帽子小屋前の大量群生は一種の名物らしいです。
お花とお酒を嗜みつつ、お夕飯にします。
私は米炊き担当になりましたが、長い行程の初日に鍋を焦がすと後々に響くので、細心の注意を払います。
(1) 水は米の1.25倍(加熱前にしばらくひたしておくと良)
(2) 強火で加熱
(3) 湯気が派手に吹いてきたら弱火でことこと
(4) 湯気あるいはことこと音が消えたら蒸らす
こんな感じだった気がします。
といっても5年くらい炊いてないので完全に勘です。
蒸らしタイム。焦げてませんでした。
イェェェェェェイ(サンシャイン池崎風)
長年の勘って大事ね。
そしておかずは、うさぎ発案のマーボーコーン(名称はいま付けました)
水と油が混ざって派手にはじけ飛ぶというアクシデントがありましたが、何とか収めて夕飯にありつけました。
イケメンだなぁ…
明日も晴れるといいな!
願いつつ、床に就きます。
初日、長い歩程で大変でしたが、実に順調な滑り出しです。
天気に恵まれたのは大きいですね!
二日目以降も気合い入れてレポートします!
しかし、このテンションが四日目まで持つか心配です。
大丈夫かな
ちなみに本記事の画像数は84枚と過去最多で、少々飛ばしすぎました。
本ブログは無料で使っており、一か月あたりの画像アップロード容量の上限が決まっていまして、その3分の1を使ってしまいました。
この時点で、同じアップロードペースで1か月以内に四日目まで更新することは不可能であることが分かりました。
ま、1か月以内に4件も更新できた実績がないので、いらぬ心配でしょうね
メンバー
- うさぎ(17回目)
- ゴールキーパー(13回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
全日程通しで1回とカウントします。
川苔山
川苔山の特徴
- 奥多摩エリアの中では標高高め
- 沢沿いを、緑に囲まれながら涼しく登れる(いわゆるゴルジュ)
- 百尋ノ滝という落差40メートルの名瀑を拝める
- 川乗山とも書く
行動記録・ルート
行き: 奥多摩駅 (バス) 川苔橋バス停
バス停(8:20) 0:50 細倉橋(9:10) 1:05 百尋ノ滝(10:15/10:30) 0:30 レストポイント(11:00/11:10) 0:50 川苔山(12:00/12:30) 1:40 林道入口(14:10/14:15) 0:35 鳩ノ巣駅(14:50)
合計歩程 5:30(コースタイム 5:50 短縮率94.2%)
帰り:鳩ノ巣駅 (青梅線) 河辺駅 梅の湯 (青梅線) 新宿駅
赤:登りのルート
青:下りのルート
コースタイムは6時間弱とミドルクラスですが、交通の便もよいですし比較的お手軽な山かと思います。
ゴルジュや名瀑、そこそこ展望ありで、魅力的な要素多めです。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
今回は車は使わず、鉄道を足として西東京の山へ向かいます。
バス停を下りてから始めの50分は林道歩きです。
細倉橋というポイントから登山道に入ります。
今回のお供、左が警備員(仮称)さん、右がお魚(仮称)です。
登山道からは、気持ちの良い沢(川乗谷)を横目に歩きます。
沢沿いのゴルジュ帯を抜けると、名瀑として名高い百尋ノ滝!
これをお目当てで来る方も多いみたいです。
落差が40メートルあるとかないとか。
人物が写ると、滝のスケールの大きさがよく分かります!
多くの方はこの百尋の滝をゴールとしていたみたいで、ぞろぞろと引き返していきます。
集団についていきがちな日本人の心理に反し、我々は川苔山の山頂を目指します。
ちなみに百尋の滝から先は、そこそこちゃんとした登りです。
本格的な登りに入る前に、ドライフルーツを食べてパワーを補給します。
フィリピン産のマンゴーを食べ、南国気分で登り始めます。
つ、つらい
登り始めはいつもそう思います。
しかし下山後にはとっくに忘れ、また登りにいくことでしょう。
山登りとはその繰り返しです。
何を悟ったことを言っているのでしょう。
奥多摩~山梨エリアには鹿がよくいるイメージです。乾徳山しかり、大菩薩しかり。
いい名前の柵です。
この文字を見るのは大学受験以来な気がします。
途中、足毛岩の肩という分岐を通ります。
足毛岩という岩が近くにあるみたいですが、見当たらず…
足毛で代用します。
ここまで来たら、あと少しです。
しかし、山頂直下はかなりの急登です。
ちなみに、ここまで展望はほぼゼロです。
しかし、山頂に近づくにつれ次第に展望が開けてきます。
そして、急登を抜ければ山頂です!
西側の展望がそこそこよいです。
そして青空と緑がよい。
天気がよい。
マンゴープリンと杏仁豆腐がよい。
ときは7月1日。気温は体感で30℃超です。
家で冷凍して持ってきたマンゴープリンと杏仁豆腐はまさに救世主!
山登りでは、急登というムチもありますが、だからこそおやつというアメが活きます。
山登りとはそういうものです。
何を悟ったことを言っているのでしょう。
それはさておき、冷凍した汁入りフルーツは暑い日の山登りに本当におすすめです。
ぜひ一度お試しくださいな
さて、下りです。
下ったり登ったり…
およそ1時間40分、自然の中をただひたすら進みます。
そして、人里にたどり着きます。
山側から見た集落。
個人的にお気に入りの一枚絵です。
穏やかで落ち着きます。
そろそろ語彙が足りなくなってきたので、穏やかな一枚絵をペタペタ貼っていきます。
これは農作業に勤しむ方の専用レールですね。
レアものです。
そして、道中には公園。
のどかすぎる!!
奥多摩の山々を背後にした公園。
展望のよい公園ランキングで上位にランクインすること間違いなしでしょう。
人っ子一人いないのは寂しいですが…
もはや、公園の公衆トイレにさえも趣を感じます。
ちなみに中は水洗できれいでした。
きちんと整備されていることに喜びを感じます。
そして、旅も終わりに近づいてきました。
私は元撮り鉄(今もちょっと)なので、このような風景には心躍ります。
下り方面、終点の奥多摩駅へのトンネル。
ここから現れる電車に乗って帰ります。
電車の本数は、30分に一本程度です。
ご覧の通り、単線なのでね。
待ち時間で、駅前のお店でかき氷を買います。
鳩ノ巣駅から徒歩10秒です。
マンゴーのくだりでも述べましたが、今日はめちゃんこ暑いです。
今まで食べたかき氷のなかで1,2を争う美味しさでした。
さて、上り電車に乗り帰宅です。
その前に温泉です。
ビルの屋上に、開放的な露天風呂が広がります。
緑の中の温泉とはまた一味違った雰囲気を味わえます。
ちなみにpH=9.47で、そこそこのアルカリ泉です。
アルカリ性の液体は、脂成分を洗い流す効果を有しています。
石鹸水や風呂洗剤なんかもそうです。
アルカリ泉に入ってぬるぬるするのは、身体表面の脂分が、アルカリ泉中のナトリウム(Na)イオンやカリウム(K)イオンと結合して石鹸が泡立つときのような界面活性剤として働くからです(たぶん)
温泉に入りながら身体を石鹸でごしごし洗っているような感覚なのですね。
でも、温泉に入る前には必ず身体を洗って、身体の脂分被表面密度をある程度下げておく必要があります。また、それがマナーというものです。
…っといけない、また余計なことをべらべらと話してしまった。
終わり際ってどうしても油断してしまいます。
低山と言いつつも、標高1363メートルあるので、そこそこです。
適度な体力作りトレーニングと、穏やかな雰囲気が楽しめます。
週末は、マンゴープリンと杏仁豆腐をギンギンに冷やして、奥多摩へLet's Go !!
メンバー
- 警備員さん(4回目)
- お魚(7回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
秩父御岳山
秩父御岳山の特徴
- エキチカ
- 麓では案山子がお迎えしてくれる
先に断っておきますと、
道中雨が多かったのでほとんど写真撮ってません。
…という経緯もあり、今回の記事は短めでいきます。
論文誌で言うところの、レター形式でお送りします。
(と言いつつ、登ってから9か月後に書いたので速報性はゼロです)
行動記録・ルート
- 2018/6/17 (Sat.)
行き:国道299号 (車) 志賀坂峠トンネル分岐 (車) 諏訪山登山口 (車) 三峰口駅駐車場
- 2018/6/18 (Sun.)
合計歩程 記録なし(コースタイム 5:15)
帰り:駐車場 (車) 温泉(満願の湯) (車) 国道299号
出典:山と高原地図 25「雲取山・両神山 奥秩父」,昭文社,2014.
赤:登りのルート
青:下りのルート
最寄り駅から徒歩3時間20分で山頂という圧倒的利便性!!
こんなにエキチカの山が未だかつてあっただろうか!!
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
今回は、秩父御岳山に行こうと思いました。
…すみません、思ってはいませんでした。
両神山に行こうと思っていました。
しかし、八丁トンネル登山口駐車場への道が、土砂崩れのために通行止め(2018年6月現在)。
圧倒的下調べ不足
途方に暮れます。
近くにあった諏訪山登山口駐車場に車を停め、どこにいくかプランの立て直し。ときは深夜1時。
結果、鎖場があって楽しそうな、秩父御岳山に行くことにしました。
最寄り駅である三峰口駅の駐車場に車を停め、ようやく就寝。
朝になると、みなさま元気いっぱいです。
左から南極(仮称)さん、少年(仮称)さん、バイク(仮称)さん。
三峰口駅からの始発列車を見送ってから、出発。
駅から1時間ほどは舗装された道路を進みます。
登山口は比較的奥まったところにあります。
油断すると見逃すかもしれません。
この後、雨が降ってきました。
秩父御岳山に行く決め手となった、鎖場。
分かりづらいですが、両側はやや切れ落ちてます。
雨だと怖い。
ほどよいスパイスを味わいつつ、山頂へ向かいます。
あ、着いた。
※降雨のため、行程を省略してお送りしております。実際はもう少々時間がかかります。
右にある鐘は鳴らし放題です。
私達以外誰もいなかったので、遠慮なくガンガン鳴らします。
タイ焼き。いつもの百倍美味に感じます。
さて、下りるか
下りでは、おそらく行程中一番であろう展望がよいスポットに巡りあえました。
右下は、三峰口駅です。
駅を、500メートルほど高いところから見ることができる場所って、それほど多くありません。スカイツリーでさえも、最も高い展望回廊は450メートルですからね。
場所ががらっと変わりますが、谷川岳に登るときに、眼下に見える土合駅もお勧めです。
少年さん。
先輩ですが気持ちは少年さんです。
さて、下山し麓の村落を通ります。
農作業に勤しむ方々。
休日にも関わらずお疲れ様です。
一緒に記念撮影をさせていただきました。
最も駅に近い入り口のところには、看板娘がいました。
べっぴんさんですね!
さて、下山後の温泉ですが、
秩父には名湯が多く、未開拓の場所へ向かいます。
露天風呂が素晴らしいです。
マンガンの湯と言いつつも、マンガン(元素記号Mn)の湯ではありません。
硫黄泉(元素記号S)でした。
仮にMnの湯だったら、金属故密度が水の6倍程度ありますので、
浮力が著しく働いて人が入ることは不可能でしょう。
というかそれ以前に融点が1250℃なので、入ったら融けます。
…完全に脱線しました。
でももうおしまいです。
秩父御岳山は、何度も強調するようにその利便性が売りではないかと思います。
スカイツリーの高さでは物足りない方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
メンバー
- 南極さん(13回目)
- バイクさん(9回目)
- 少年さん(5回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
日光白根山(日本百名山)
日光白根山の特徴
北関東の名峰、日光白根山です。山頂の景色は雄大であり、かつ道中の池も美しいです。はじめの急登はきつめですが、中腹の池エリアまで到達できれば、飽きることのないお散歩を満喫できます。
行動記録・ルート
- 2018/5/26 (Sat.)
行き: 関越自動車道 (車) 菅沼登山口駐車場
- 2018/5/27 (Sun.)
駐車場(5:00) 0:30 レスト(5:30/5:40) 0:40 弥陀ヶ池(6:20/6:30) 0:25 レスト(6:55/7:05) 0:30 日光白根山(7:35/8:50) 0:45 避難小屋(9:35/9:45) 0:10 五色沼(9:55/10:15) 0:30 弥陀ヶ池(10:45/11:00) 1:05 駐車場(12:05)
合計歩程 4:35(コースタイム 5:55 短縮率77.5%)
帰り:駐車場 (車) 温泉(白根温泉薬師之湯)~吹割の滝~関越自動車道
出典:山と高原地図 13「日光 白根山・男体山」,昭文社,2012.
赤:登りのルート
青:下りのルート
菅沼登山口から弥陀ヶ池へ直登し、白根山をぐるっと回って同じ道を下りてくるルートです。5月下旬に行きましたが、全体的に北向き斜面ということもあり、ところどころに雪が残っていました。事前の積雪状況のチェックが必須ですね。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
2018年最初の山です。気合い入れていきます。
さて、北関東の岩々した山といえば?
石裂山!!(栃木県)
なんだそりゃって方は以下をご参照ください。
…はい、宣伝失礼いたしました。
なんといっても日光白根山でしょう。
ピーク付近の岸壁ぶりは見事なものです。
また、遠目から見た日光白根山は荘厳なたたずまいが魅力です。
こちらは、2014年頃に尾瀬の燧ケ岳山頂から見た日光白根山。
※今回尾瀬はかすりもしません
イイナー
ということでそんな魅力に惹かれ、実際に登りに行きました。
さて、例によってうさぎ(仮称)に車を飛ばしてもらいます。
登山口駐車場まであと少しのところ、
鹿がどっしりと道路上にたたずんでいました。
どかしてごめんなさい。
到着後、激寒なのでさっさと寝ます。
…からの、朝を迎えました。
朝の写真はぶれます。腕とテクニックがなっとらんのでしょう。
天気はかなりよいです。期待の登り出し
最初のチェックポイント、弥陀ヶ池まではコースタイムで2時間10分。
登り出しが辛く感じるのは、世の常です。
さくさくと、平坦な道を進みます。
樹林帯をせっせと登ります。
さすが北向き斜面、残雪多めです。
こんな登りを1時間強続けると、池に出ました。
これこそが弥陀ヶ池
目の前には日光白根山の岸壁が迫ります。
ここからは、ぐるっと回ってピークを目指します。
まずは目の前の雪の坂を突破。
軽い雪渓の様相ですね
弥陀ヶ池を振り返る。
のどか。
しかし、空が真っ白で、光量がサチっています。
腕とテクニックがなっとらんのでしょう。
道中、謎の植物が大量群生
気が付くと、急登になっています。
景色はよいのでさほど苦痛には感じません。
ただ、寒い…
山々が見えます。山座同定はのちほどゆっくりやるとしましょう
眼下には、弥陀ヶ池。
ピーク直下はゴツゴツしています。
颯爽と岩場を登っていきます。
ちなみにルートは左です
ふっと、男体山が姿を現します。
イケメン
さて、あと一歩でピークです。すでに先客がちらほらと
岩々を登りきると、さえぎるもののない山頂に到着です!
眺望がとてもよい!!やはり百名山は違いますね
さて、見える山々の正体を紐解いていきましょう
絵にかいたような双耳峰…
尾瀬の名峰、燧ケ岳ですね!
平坦な山容…
網目状に広がる山脈網…
これはきっとあれですよ、あれ。
そろそろ次の話題に移りましょう
山頂から東側には、男体山と中禅寺湖を眺められるスポットがあります。
お立ち台的な感じですね
なんか上の二枚、構図が似ていますね笑
鳥も景色に見とれています。
お立ち台の眼下には、五色沼が広がります。
ここは、のちのちルート上で寄るスポットです。わくわくします
そろそろ山頂をあとにします。
南へ向かって歩き出し。
南側に見えるのは、もっさりした山容が特徴的な百名山、皇海山でしょうか。
右奥の方な気もしますが、すみません分かりません。
世の中、分からないことを素直に分からないと言えることは非常に大事です。
分からないことを素直に認めて自身の糧とし、着実に前進できる人こそ必要な人材だとは思いませんか?
一体何の話をしているのでしょう
さて、日光白根山の南側には、個人的にお気に入りのスポットがあります。
学校のグラウンドサイズの平坦なスペースのことです。
真ん中の、草が生えていないところがあるのが、お判りでしょうか?
ここ、かなり広いんです!!
だだっぴろい何にもない空間。
ここで日向ぼっこするだけでも、数時間は過ごせます
そりゃテンションも上がります。
He cannot help jumping.
さて、山というのは登ったら下りなければならないもの。
結構な急坂を下っていきます。
右へ
左へ
男体山・中禅寺湖・五色沼などを眺めながら、さくさくと下っていきます。
五色沼避難小屋を越えたあとは、しばらく雪道です。
スリップしながらさくさくと進んでいきます。
雪道を突破すると、五色沼!!
手持ちのカメラにはパノラマ機能がないので、無理やりつなげてみました。
ゴールキーパー(仮称)もはしゃいでいます。
自然のなかで遊ぶっていいですね。
五色沼に別れを告げ、弥陀ヶ池へ向かって歩を進めます。
紅葉風写真。季節は5月です
弥陀ヶ池に帰ってきました。
ここからは、樹林帯の下りです。
ファッジという西洋キャンディーで糖分補給し、ラストスパートです。
下りの雪は酷です。
とことん汚れます。
そういえば、11時頃にこの道を登ってくる外国人ファミリーがいました。みなさん半そで短パンだった気がします。いろいろ大丈夫かな…
無事登山口に着きましたが、泥雪のせいでぐっちょぐちょです。
乾けー
さて、温泉どうしよう。
駐車場から沼田市街へと続く日本ロマンチック街道の途中には、日帰り温泉施設が多数あります。
せっかくなら秘境感あふれる温泉がいい!と思い選んだのは…
「白根温泉薬師之湯」
白根温泉薬師之湯に行ったよ | 桐生人ポコの行った食べた泊まった旅ログ食べログ
公式HPなるものが存在しないので、詳細なレポートをされているブロガーの方の記事を引用させていただきました。
静かな雰囲気ながら、湯量・広さは十分です。穴場です。おすすめです。
温泉の隣には、お蕎麦屋さんが併設されています。
温泉卵とお蕎麦をおいしくいただきました。
さて、まだ時間がありますねー
ということで、ロマンチック街道沿いの観光スポット、「吹割の滝」に寄っていきます。
うーん、割れてる。
ボキャブラリーなくてすみません。
うーん、吹いて割れてる。
ボキャブラリーの不足も、立派なアイデンティティだと考えます。
さて、駐車場について一点だけコメントです。「滝に最も近い!!無料駐車場」とアピールしている駐車場がいくつかありますが、実際は無料ではないことがあります。
我々が寄ったところは、お土産屋さんで何か買ってね、という制約がありました。そのときに出場券を受け取るというシステムです。何か買うくらいは構いませんが、無料を謳って釣るのはいかがなものかと思ってしまいます…
それさぁ、早く言ってよぉ(by松重豊)
ということで、ラムネを買います。童心に帰れます
うさぎのおごりです。
社会人ばんざい!!
さて今回は、全体的に満足度高めです。
天気が素晴らしかった!
池や山々の景色が素晴らしかった!
温泉が素晴らしかった!
滝が素晴らしかった!
駐車場がす(ry
日光白根山の道中はさほど厳しくないので、百名山としてはお手軽な部類なのかなと思います。
よりファミリー向けのコースとして、ロマンチック街道沿いの丸沼高原をベースとしてゴンドラで標高2000mまで一気に上がることも可能です。そしたらコースタイム4時間弱です。楽の勝ですね
メンバー
- うさぎ(16回目)
- ゴールキーパー(12回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
石裂山
石裂山の特徴
栃木県鹿沼市の奥地にたたずむ岩山、石裂山です。名前読めますか?
「おざくさん」と読みます。読めるわけがなかろうが( 一一)
名前も難読ながら、そのルートも比較的険しいです。北アルプスの槍ヶ岳にでも登っているような錯覚に陥ります。つまり、楽しいということです。
行動記録・ルート
- 2017/11/19 (Sun.)
行き:東北自動車道 (車) 加蘇山神社駐車場
駐車場(10:05) 0:45 行者返しの岩(10:50/11:00) 1:20 石裂山(12:20/12:25) 0:50 月山(13:15/13:45) 0:50 竜ヶ滝(14:35/14:45) 0:30 駐車場(15:15)
合計歩程 4:15(コースタイム 3:55 短縮率108.5%)
帰り:駐車場 (車) 温泉(ベルさくらの湯) (車) 東北自動車道
出典:鹿沼市観光物産協会 HP
鹿沼観光だより 四季彩のまち かぬま|遊ぶ 登山・ハイキング
赤:登りのルート
青:下りのルート
11月中旬でしたが、積雪はゼロ。冬山装備なしで登れる山として優秀です。道中には比較的険しい岩場・梯子・鎖場が待ち受けます。年間何件か事故が起こるそうです。岩登りの基本を押さえていればクリアできるレベルではありますが、気を引き締めて挑みましょう。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
冬になったので、低山に行きます。私が低山に求める要素は、鎖場や岩場です。それさえあれば何もいらない
ということで、関東北部でさくっと登れる鎖場いっぱいの石裂山に行きます。
ときは11月、銀杏の全盛期です。
よい。いきなりボキャ貧
のどかな道をひた走ると、登山口である加蘇山神社に到着します。
階段の上にあるのが加蘇山神社です。
もはや見慣れた何かが飛んでます。
登山口には、ルートの詳細が書かれた地図があります。
石裂山が掲載された「山と高原地図」が存在しないだけに、この情報は貴重です。
どうやら、荒井様宅で石裂山の詳細な地図を手に入れることができるらしいです。石裂山に登るみんな、荒井様宅へ急げ!!
…と言いたいところですが、事後に調べたら、これは何十年の前の話で、今はもう地図は存在しないそうです。まったく荒井様ったら
今回は、この周回ルートを時計回りで踏破します。この回り方が一般的なようです。
いざ登り出し!
一番左は栗(仮称)。パワポで作りました。自信作です。褒めて下さい
右からゴールキーパー(仮称)、うさぎ(仮称)、まゆげ、栗。
妖精(仮称)。
同じくパワポで作りました。グレーですが褒めて下さい
道中、葉っぱの色づき方が素晴らしいですね。11月だもの。みつwo
石裂山は、北関東屈指の岩山です。ところどころに警告の看板があります。
これくらいの脅しは必要ですよね。
左下に何か写りこんでいます。
「山を汚す登山者は 猿より頭の毛が三本?」
関東の山でたまに見かける、美化を呼びかける看板です。
一見意味の分からない看板ですが…
猿は人間に似ているが、頭の毛が三本足らないと言われているそうです。
その分知恵が浅いそうです。因果関係の妥当性はとりあえずおいておきましょう。
山を汚す登山者は、猿より頭の毛が三本多いか怪しいぞ、という皮肉を表しているとのことです。要するに、猿以下だ!!と言いたいのです。
いい看板です。ごみ投棄の絶えない山のいたるところに設置した方がよいですね
途中、東屋があるところで分岐です。
ここで、時計回りのルートを選択します。
しばらく歩くと、石裂山名物の「千本桂」。
せんぼんかつら~♪
とちぎ名木百選だそうです。県内でもっとも大きなカツラだそうです。
日本人て百って数字が好きね
いい感じの雰囲気の沢沿いを進みます。
道中は浮石と倒木が多いので、用心して登ります。
ここで最初の核心部、「行者返しの岩」に差し掛かります。
修行僧も恐れおののく岩とはいったい…
メンバー最年少の栗が先陣を切って挑みます。
軽やかに登り切り、天下をとったような表情してます。
若いっていいですね(老並感)
行者返しの岩の全体像はこんな感じです。
20 mメートル級の鎖場がお供する、それはそれは楽しい鎖場です。
上から見るとこんな感じ。
結構な高度感があります。
高所恐怖症の方は振り向いちゃダメです。
鎖を使わずに登っています。岩登りの基本(=三点支持)がしっかりしている証拠です。
さて、難所の行者返しの岩を越えると、しばらくは穏やかな道中です。
途中、奥ノ宮という梯子往復スポットがあります。スルー可能ですが、みなさん血気盛んなので挑戦です。
上には、鳥居と赤い植物。
都会の喧騒を忘れて、しばしの休息に浸ります。
ときは11月、紅葉の雰囲気を感じながらさくさくと進んでいきます。
東剣ノ峰という小ピークを越えると、行者返しと並んで核心部といえる、長い梯子が登場します。
高度感たっぷりです。
んーなんか見たことがある光景だな…
なんとなくこれに似てます。北アルプスの東鎌尾根です。
ということで、石裂山に来れば北アルプス気分を手軽に味わえます!
さて、核心部を越えると、間もなく石裂山に到着です。
展望はこんな感じ。
遠方には、雪をうっすらと被った男体山です。
さて、お腹がすいてきたのでお昼にします。
肉切って麺ゆでて野菜つっこんで…
即席あったかラーメンはいつ食べても美味です。
しかもこのタイミングで雪が降ってきました。
さすが北関東、侮れませんね
寒いのでさっさと下りることにします。
そのようななか、ごつごつした壁が登場します。
うさぎが登り始めました。最近ボルダリングにはまっているそうです。
寒いので、ほっといてさっさと下ります。
道中、清滝という涼をとれるスポットがあります。
せっかくなので休憩。
寒いとかいって寄り道してばっかですね笑
それくらいの人生がいいんです。
池にドボン。
私も、若いころはこうでした(老並感)
携帯を池にドボン。
私はこうではありませんでした。
さて、ちょうどいいところに切り株があるので、ジャンプしていきます。
本当に寄り道してばっかりですね。
しかし、寄り道こそが山の本質であると私は考えます。
ひよっこが何言ってんだか
うさぎはぴょんぴょん飛び跳ねながら帰っていきました
あぁ平和…
下山は、個人的に結構好きなシーンです。
安堵感と達成感が同時にきますからね
この2枚の写真、同じところを撮ったはずなのに色合いが大分異なります。
明るい空が画面内にいると、白色成分が強すぎて細かい色の表現がしづらくなるのでしょうか?勉強します…
この倒木を越えたら駐車場です。
丸太の上で体幹勝負。
足の長さとか知りません
さて、下山は15時15分。
比較的時間が押しているので、スピーディに温泉へ向かいます。
昔、宇都宮に住んでいた友人に車で連れて行ってもらったお勧めの温泉です。
今こそ、自分で運転して友人を連れて行くとき!!
…と頭の中で思いながら、まだペーパーなので運転してもらいます。
前転倒立並の土下座です。カスですみませんホントに
その後、宇都宮名物の餃子を食べに、
餃子店がたくさん入っているフードコートへ行きます。
のんあるで乾杯!
からの餃子パーティ。
これでパリピの仲間入りです。
さて、今回の山行を総括するならば
お得!!
紅葉見られて鎖登れて梯子登れて北アルプス気分味わえて
温泉入れて餃子食べられて
何より、マイナーな山域なので混雑していない☜これ大事
山登りと観光の合わせ技が可能です。
歩程の短い低山ならではですね。
前夜発でなかったので行程はかつかつでしたが、
日帰りでも十分行ける旅程かと思います。
都会の喧騒に疲れたら、さくっと日帰りで行くことをお勧めします。
ただし、石裂山はある程度鎖場・岩場経験が必要なので、油断することなかれ
メンバー
- うさぎ(15回目)
- 妖精(10回目)
- ゴールキーパー(11回目)
- 栗(4回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
金峰山(日本百名山)
金峰山の特徴
- 日本百名山
- 岩々している
- 山頂の五丈岩は、岩登り熟練者のみが登頂可能
山梨県の名峰、金峰山です。なんてったって金の峰ですからね。山頂には「五丈岩」と呼ばれる大きな岩があり、岩登り好きが集まります。
行動記録・ルート
- 2017/10/8 (Sun.)
行き: 中央自動車道 (車) 大弛峠
駐車場(5:25) 0:30 レスト(5:55/6:00) 0:05 前国師(6:05/6:15) 0:25 駐車場(6:40/7:10) 1:00 朝日岳(8:10/8:25) 0:45 ケルン地帯(9:10/9:30) 0:20 金峰山(9:50/10:55) 1:00 朝日岳(11:55/12:10) 1:00 駐車場(13:10)
合計歩程 5:05(コースタイム 5:45 短縮率88.4%)
帰り:大弛峠 (車) 温泉(フルーツ温泉ぷくぷく) (車) 中央自動車道
出典:山と高原地図 26「金峰山・甲武信 奥秩父」,昭文社,2013.
赤:行きのルート
黄:途中のルート
青:帰りのルート
比較的穏やかな道中の日本百名山です。さくっと標高2600 m程度に到達できます。ちなみに、起点となる大弛峠は、車で到達できる日本最高所の峠だそうです。標高は2360 m。そりゃ楽ですわね
その一方で、登山地図のコースタイムは比較的厳しめに見積もられています(と感じました)。ぬるっと歩いていると、予定より遅れる可能性もあるので、計画には余裕を持たせるとよろしいかと思います。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
高妻山で経験したような辛い登りはしばらく嫌だ…
ということで、標高のほとんどを車で稼ぐことができる金峰山へ向かいました。
さて、今回も夜発です。深夜に大弛峠に到着します。
翌朝5時、地元民の桃(仮称)と現地合流。
全員揃ったところで、日の出鑑賞&足慣らしのために、金峰山と反対の方角に位置する国師岳に登りにいきます。
朝もやのなかを軽快に高度を稼いでいきます。
本当は国師岳にて日の出を拝みたかったのですが、前国師という手前のピークにて太陽さんがコンニチハ
ん、仕方ない。
満場一致で引き返すことになりました。
意志が弱いわけではありません。臨機応変な立ち回りができるということですね
前国師岳の前を隠す。
とりあえずこれで国師岳に来たっぽくなりました。
あ、虹
しかも、二重です。
二重の虹は、運気がアップすると言われています。
これは縁起がよい!
ちなみに内側は主虹、外側は副虹と呼ばれます。
副虹の色の並びは主虹と逆になるらしいです。
副虹は暗くて色の並びがよく見えないですね
それもそのはず、私たちがよくみる主虹は、
水分子に太陽光が一回反射して得られる光です。
一方で副虹は、二回反射して得られる光です。
(下図参照)
引用:バイオウェザー・お天気豆知識(いであ株式会社)
一般に、光が明るい・暗いというのは、
光強度が大きい・小さいで比較されます。
ここで、物質に対して光が反射されるとき、
光の一部は反射されずに物質を透過します。
入射光強度をI、反射光強度をR、透過光強度をTとおき、
物質中での光吸収を無視すると
I=R+T
の関係があることになります。
ここで、両辺を入射光強度Iで割ると
1=r+t
r、tはそれぞれ反射率、透過率と呼ばれる無次元量で、
1より小さい値を持ちます。
これを用いると、
一回反射の光強度はrI、
二回反射の光強度はr×rIとなります。
r<1であることから、二回反射の光強度は一回反射の光強度より小さいことになりますね。すなわち、副虹は主虹よりも見えにくいってことです。分かりましたか?
今回の「山で科学する」講座はここでおしまいです。
次回のテーマは、虹の色の並びはどう決まるか?です。
キーワードは、色を決める波長という量と、反射角を決める屈折率という量です。
予習しておいてくださいね
それではみなさん、次回の記事でお会いしましょう。さようなら!!
…って誰やねん
山と関係ない人が記事書いてましたね、大変失礼いたしました。
気を取り直して金峰山へ向かいます!まだちっとも進んでない笑
前国師から、大弛峠への道を戻ります。明るくなり、景色は良好です。
富士山。離れていても、圧倒的存在感。
ちなみに、大弛峠~国師岳間の登山道は、夢の庭園という愛称がついています。確かに庭園感あります、言われてみれば
庭園もよいし、雲海もよい!
右はうさぎ(仮称)。レギュラー定着してます
おや、右手に遠目に見えるでっぱりは…
ごつい岩です。これがまぎれもなく五丈岩!
望遠ではサイズ感が分かりませんが、実際はかなりのデカブツです。
五丈岩とにらめっこしながら、庭園を下ります。
麻雀牌(仮称)とみかん(仮称)。
雲海越しに見えるのは、南アルプスでしょう。たぶん
時刻は6:40。
ようやく大弛峠まで戻ってきました。これから金峰山に向けて、登り返しです。
まだまだ元気いっぱいです。
歩き出しておよそ30分、朝日峠という通過点に到着です。
ケルンがあるだけ。ぬるっと通過します。
大弛峠からちょうど1時間、朝日岳に到着です。
ちなみに、コースタイムも1時間ちょうど。
なに、コースタイムを切れていないだと…
衰えを感じる今日のこの頃です。
あ、なんか飛んでる
朝日岳の展望はnot badという程度ですが、道中の展望が普通によいので不自由することはありません!
気が付けば、五丈岩が割と近くまで来ていました。
標高的には、ほぼ同じ。
ゴールに向かって平行に移動する山は珍しい気がしますね
五丈岩のアップ。
背後にえげつないギザギザが見えます。
おそらく、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と、その北に位置する鋸岳でしょう。
黒戸尾根は2200 mアップの超ヘビーなルートですし、鋸岳は点線ルートしかないようなクレイジールートです。
命が惜しいうちは行かない気がします。
なんやかんやで、金峰山直下のケルン地帯へ出ました。展望は良好です。
さて、遠目に五丈岩が見えてきました。
岩がゴロゴロした地帯を進んでいきます。
うん、歩きづらそう。
そして、標高2599 mの金峰山に到着!!
2600 mと書かないあたり、日本人て正直ね
二桁程度しか気にしない物理の世界だったら、とっくに2600 mにされてます笑
さて、綿あめとグミでエネルギー補給したのち、五丈岩へ挑戦です。
先陣を切るのはエースの麻雀牌です。
彼は、五丈岩に3,4回登ったことがあるというプロです。
かつ、ボルダリングにも通じています。
するするする…
怖くないのかなぁ…
あっという間に上まで登ってしまいました。やりよる。
麻雀牌のルートは大体、矢印で示した通りです。
そのほかのルートで登っている方もおり、様々な流儀があるみたいです。
気が付いたら、うさぎも上にいました。
ごめんね、よく見てなかった。
我々は、大事をとって途中で終わりにしました。
右に取り付いている方を見れば何となく雰囲気が分かると思いますが、ここに来るだけでも一苦労でした。初見なので許してください。
こういうのって、登れたとしても下りれないことがありそうで怖いです。
ということで、五丈岩の上からの光景は、うさぎ視点でどうぞ。
いい眺めなんだろうなぁ…
ボルダリングで鍛えてからまた来ます。
これはおそらく、五丈岩の向こう側の景色。
このまま瑞牆山(百名山)へ向かう贅沢ルートも存在しますが、今回は日帰りで時間もないのでここで引き返します。
そして五丈岩を下りる際、桃が一言。
「私、いい匂いしない?」「…( 一一)」
確かに、どことなく甘い香りがします。
どうやら、ポケットに入れていたチョコレートが体温で溶融したようです。
応急処置はしましたが、甘い香りを振りまきながら下山することになりました。
さて、大弛峠目指して下ります。五丈岩付近から帰り方向を見るとこんな感じです。
ルート自体は行きと同じです。さくさくっと下ります。
…と言いつつ、下山までのコースタイムまるまるかかってしまいました(2時間)。
コースタイムの設定が厳しいと思いますですはい
ま、無事下山できれば問題なし!
疲れた感を出すメンバー。そしてほのかに香るチョコレート。
そんなに疲れたなら、いい温泉へ行きましょう!
湯処・泉質(Spa/Quality) | やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく
ほったらかし温泉(西沢渓谷の記事参照)と並ぶ、絶景露天風呂が名物です。
湯上がり後は、絶景のベンチにて涼むことができます。
名物の信玄アイス。
ベンチからの眺めは、こんな感じです。
眼下に広がるのは、笛吹川フルーツ公園です。
ぷくぷく温泉は、この公園の一角にあります。
中央本線山梨市駅からバスで7分という、アクセスのよさが魅力です。
よきところでした。
ちなみに、夕暮れになってくると夜景スポットに早変わりです。
実際は、写真で見るよりも100倍きれいです。
夜景といい星空といい、光ものに敏感なカメラ買った方がいいかも…
地元民の桃とはここでお別れです。さようなら
ほか4人は、東京目指して中央道から帰ります。待っていたのは超絶渋滞でした。運転慣れしていれば、大月付近から下りて国道を走った方が速いです。
金峰山のメインディッシュは、なんといっても五丈岩です。正直何とか登れるだろうと思っていましたが、何とかなりませんでした。なめてましたすみません。これに関して言い訳はしません。
ちなみにボルダリングでは、初見で課題をクリアすることを「オンサイト」と呼び、クライマーレベルを示す指標とされています。一方、1回以上のトライ失敗ののちにクリアすることを「レッドポイント」と呼び、オンサイトと比べると価値としてはかなり低く見られます。それほど、オンサイトは難しいということです。知恵の輪と一緒です。
大事なことなので二度言いますが、オンサイトは難しいんです。今回登れなかったことに関して言い訳はしませんが、オンサイトは難しいんです。
メンバー
- うさぎ(14回目)
- 麻雀牌(6回目)
- 桃(5回目)
- みかん(2回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数
高妻山(日本百名山)
高妻山の特徴
信州の名峰、高妻山です。ただひたすら道中が長く、超が5個つくくらい大変でした。
行動記録・ルート
- 2017/7/30 (Sun.)
行き:上信越自動車道 (車) 戸隠キャンプ場駐車場
- 2017/7/31 (Mon.)
駐車場(4:30) 0:35 川のトラバース(5:05/5:10) 0:40 小さい滝(5:50/6:00) 0:35 避難小屋(6:35/6:50) 0:40 五地蔵山(7:30/7:50) 0:40 九勢至(8:30/8:45) 0:45 高妻山(9:30/10:20) 0:40 九勢至(11:00) 0:30 六弥勒分岐(11:30/11:40) 0:40 傾斜の緩いところ(12:20/12:35) 0:55 牧場(駐車場)(13:30)
合計歩程 6:40(コースタイム 9:20 短縮率71.4%)
帰り:駐車場 (車) 温泉(むれ温泉 天狗の湯) (車) 上信越自動車道
出典:山と高原地図 18「妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山」,昭文社,2017.
赤:登りのルート
青:下りのルート
登りは沢沿いのメインルート、下りは2001年に新たに整備された弥勒(みろく)尾根を下ります。沢沿いのルートには、名物の長い鎖場があります。沢沿いは終始涼しく登れますが、雨天後の増水には要注意です。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
記事を書くのは久しぶりですね。前にいつ更新したかは忘れました。しかし、過去は振り返らず、未来を豊かにする人間でありたいと思っています。
さて、今回は久しぶりに本格派の山に登ります。一体何が本格派か?
ズバリ、その歩く時間です。コースタイムはなんと9時間20分。。
…正気じゃない。平ヶ岳を思い出します。
地上で9時間20分歩けと言われてもまず無理です。しかし山なら行ってみたいってなります。不思議な魅力がありますね!
さて、いつものことながら夜発です。深夜に戸隠キャンプ場駐車場に到着します。
例によって星空写真です。
相変わらず画面の汚れにしか見えな(ry
朝になり、いよいよ高妻山への挑戦が始まります。
うさぎ(仮称)とゴールキーパー(仮称)の3人で登ります。
まだみんな元気いっぱいです。
登山道に入るまで、戸隠キャンプ場の中を突っ切ります。
…寄り道しまくってますね。
コースタイムが激キツなので、後で響いてくることでしょう笑
そうこうしてるうちに、登山道入り口に到着です。
獣の突破防止用なのか、ジグザグの入り口になっています。
登りは、沢沿いの道です。渡渉、渡渉、また渡渉。
これは、増水時はきついですね。倒木も結構あります。
ところで、サクサクと高度を稼いでいく山では、ふと振り返ると絶景ってことがよくあります。
さて、水辺でひと休憩です。
川は、天然の冷蔵庫やぁー(彦摩呂風に)
うまいんだなこれが!
体力を回復しつつ登ります。メンバー最年少のゴールキーパーは軽やかに登っていきます。
高妻山の道中でのクライマックス、滑滝です。
長い鎖場と急峻な傾斜が名物となっています。
高度感あまり伝わらないですかね…
「滑滝」という名前の割には滑りませんが、
湿っているところにのるとさすがに滑ります。
しばらくすると、崖のトラバース。
なかなかえぐい高度感です。鎖をつかんでいれば落ちることはないですが…
さて、ここまで結構登りがきついです。ひぃひぃ言いながら高度を稼ぐと、尾根上に位置する避難小屋に到着です。
あぁ、頑張ったなぁ。さて、山頂まであと何分かな?
…150分。
割と絶望しました。しかし前に進むのみ。
展望が開けた!!やる気がやや復活します
あ、撮られた
高妻山には、ピーク直前に心臓破りの急登があります。
ガスっていて全貌が見えませんが、見え隠れしていてやばそうな感は伝わってきます。
意を決して登り出します。ここまで長かったですが、この急登が正真正銘のラスボスです。
葉っぱがいい仕事してますね。葉っぱ一枚あればいい。
つ…辛い!!
な…長い!!
もはや修行です
そして、修行を終えた僧のみがたどり着ける山頂…
ここまで本当に長かった。
なんか飛んでますね。彼は山頂とかで本能的にジャンプします。
道中ずっと疲れたとか言ってたのに、大した本能です。
山頂はガスっていましたが、時折晴れた時に美しい尾根道がお目見えします。
じらすの好きね、高妻山
時刻は9時半。朝4時半に動き出しているので、立派なお昼どきです。
これを食べるために山頂に来たと言っても過言ではありません。
汗を大量にかいたので、塩分濃いめでも問題なし!
さて、多大なる苦労をして山頂に着きましたが、結局ガスが晴れることはありませんでした。仕方なく下ります。無念
ガスは晴れないのに、太陽の照り付けは厳しく、じりじりと体力を奪っていきます。
いかん、さっさと下りよう。
数百メートル先に、人がいました。
いい感じに木のトンネルができていますね
尾根上の分岐から、弥勒尾根経由で下ります。
特に特徴のある道ではなく、淡々と下っていきます。
一方で、危険個所はなく安定感のある道で、増水時は迷うことなくこちらの道を選ぶべきですね。
次第に、下に牧場が見えてきます。
しかし、見えてからが長いんだなこれが
分岐から下ること2時間弱、登山地図に「渡渉」と書いてあるポイントにつきます。
道中の渡渉に比べたらかわいいもんです。サクッと通過します。
そして、ついに下界の牧場に到着!!
あぁ、平和…
花と芝生に包まれて
道中が厳しかっただけに、下山時の満足感は半端ないです。
牧場内にある喫茶店(?)で一杯やっていきます。
…水で。車あるんでね。
というか車以外で来る人おるんか(一応バスはあるみたいです)
さて、自分のなかで登山の楽しみポイントはおもに次の5つと考えています。
◆ 計画を立てる時のうきうき感
◆ 道中で美しい景色に出会ったとき
◆ カップ麺やゼリーなどの行動食
◆ 下山時の達成感・安心感
◆ 下山後の温泉
最後のクライマックス、温泉へ向かいます。
自然に包まれた露天風呂が魅力です。
温泉の前では、ゴム綱渡りのバランスゲーに挑戦できます(無料)。
結構くせになります。運転手たちも体力を削りながら挑戦していました。
そして帰路につきます。
…運転はうさぎとゴールキーパーに任せきりです。毎度毎度すんませんホントに
久しぶりのヘビーな山行。嘘偽りなく健脚者向きの百名山ですね。
ひぃひぃ言いながらなんとか登れましたが、寄る年波には勝てません。
高妻山を登れなくなったら、引退時かもしれませんね。
あと、今回は具体的な記述が少なめだったかもしれません。
そりゃ9ヵ月前に登った山です。覚えてるわけなかろうが( 一一)
…すみません、早めの記事更新を心がけます。
過去は振り返らず、未来を豊かにする人間でありたいと考えております。
メンバー
- うさぎ(13回目)
- ゴールキーパー(10回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数