川苔山
川苔山の特徴
- 奥多摩エリアの中では標高高め
- 沢沿いを、緑に囲まれながら涼しく登れる(いわゆるゴルジュ)
- 百尋ノ滝という落差40メートルの名瀑を拝める
- 川乗山とも書く
行動記録・ルート
行き: 奥多摩駅 (バス) 川苔橋バス停
バス停(8:20) 0:50 細倉橋(9:10) 1:05 百尋ノ滝(10:15/10:30) 0:30 レストポイント(11:00/11:10) 0:50 川苔山(12:00/12:30) 1:40 林道入口(14:10/14:15) 0:35 鳩ノ巣駅(14:50)
合計歩程 5:30(コースタイム 5:50 短縮率94.2%)
帰り:鳩ノ巣駅 (青梅線) 河辺駅 梅の湯 (青梅線) 新宿駅
赤:登りのルート
青:下りのルート
コースタイムは6時間弱とミドルクラスですが、交通の便もよいですし比較的お手軽な山かと思います。
ゴルジュや名瀑、そこそこ展望ありで、魅力的な要素多めです。
登山報告
はじめまして、まゆげ(仮称)です。
今回は車は使わず、鉄道を足として西東京の山へ向かいます。
バス停を下りてから始めの50分は林道歩きです。
細倉橋というポイントから登山道に入ります。
今回のお供、左が警備員(仮称)さん、右がお魚(仮称)です。
登山道からは、気持ちの良い沢(川乗谷)を横目に歩きます。
沢沿いのゴルジュ帯を抜けると、名瀑として名高い百尋ノ滝!
これをお目当てで来る方も多いみたいです。
落差が40メートルあるとかないとか。
人物が写ると、滝のスケールの大きさがよく分かります!
多くの方はこの百尋の滝をゴールとしていたみたいで、ぞろぞろと引き返していきます。
集団についていきがちな日本人の心理に反し、我々は川苔山の山頂を目指します。
ちなみに百尋の滝から先は、そこそこちゃんとした登りです。
本格的な登りに入る前に、ドライフルーツを食べてパワーを補給します。
フィリピン産のマンゴーを食べ、南国気分で登り始めます。
つ、つらい
登り始めはいつもそう思います。
しかし下山後にはとっくに忘れ、また登りにいくことでしょう。
山登りとはその繰り返しです。
何を悟ったことを言っているのでしょう。
奥多摩~山梨エリアには鹿がよくいるイメージです。乾徳山しかり、大菩薩しかり。
いい名前の柵です。
この文字を見るのは大学受験以来な気がします。
途中、足毛岩の肩という分岐を通ります。
足毛岩という岩が近くにあるみたいですが、見当たらず…
足毛で代用します。
ここまで来たら、あと少しです。
しかし、山頂直下はかなりの急登です。
ちなみに、ここまで展望はほぼゼロです。
しかし、山頂に近づくにつれ次第に展望が開けてきます。
そして、急登を抜ければ山頂です!
西側の展望がそこそこよいです。
そして青空と緑がよい。
天気がよい。
マンゴープリンと杏仁豆腐がよい。
ときは7月1日。気温は体感で30℃超です。
家で冷凍して持ってきたマンゴープリンと杏仁豆腐はまさに救世主!
山登りでは、急登というムチもありますが、だからこそおやつというアメが活きます。
山登りとはそういうものです。
何を悟ったことを言っているのでしょう。
それはさておき、冷凍した汁入りフルーツは暑い日の山登りに本当におすすめです。
ぜひ一度お試しくださいな
さて、下りです。
下ったり登ったり…
およそ1時間40分、自然の中をただひたすら進みます。
そして、人里にたどり着きます。
山側から見た集落。
個人的にお気に入りの一枚絵です。
穏やかで落ち着きます。
そろそろ語彙が足りなくなってきたので、穏やかな一枚絵をペタペタ貼っていきます。
これは農作業に勤しむ方の専用レールですね。
レアものです。
そして、道中には公園。
のどかすぎる!!
奥多摩の山々を背後にした公園。
展望のよい公園ランキングで上位にランクインすること間違いなしでしょう。
人っ子一人いないのは寂しいですが…
もはや、公園の公衆トイレにさえも趣を感じます。
ちなみに中は水洗できれいでした。
きちんと整備されていることに喜びを感じます。
そして、旅も終わりに近づいてきました。
私は元撮り鉄(今もちょっと)なので、このような風景には心躍ります。
下り方面、終点の奥多摩駅へのトンネル。
ここから現れる電車に乗って帰ります。
電車の本数は、30分に一本程度です。
ご覧の通り、単線なのでね。
待ち時間で、駅前のお店でかき氷を買います。
鳩ノ巣駅から徒歩10秒です。
マンゴーのくだりでも述べましたが、今日はめちゃんこ暑いです。
今まで食べたかき氷のなかで1,2を争う美味しさでした。
さて、上り電車に乗り帰宅です。
その前に温泉です。
ビルの屋上に、開放的な露天風呂が広がります。
緑の中の温泉とはまた一味違った雰囲気を味わえます。
ちなみにpH=9.47で、そこそこのアルカリ泉です。
アルカリ性の液体は、脂成分を洗い流す効果を有しています。
石鹸水や風呂洗剤なんかもそうです。
アルカリ泉に入ってぬるぬるするのは、身体表面の脂分が、アルカリ泉中のナトリウム(Na)イオンやカリウム(K)イオンと結合して石鹸が泡立つときのような界面活性剤として働くからです(たぶん)
温泉に入りながら身体を石鹸でごしごし洗っているような感覚なのですね。
でも、温泉に入る前には必ず身体を洗って、身体の脂分被表面密度をある程度下げておく必要があります。また、それがマナーというものです。
…っといけない、また余計なことをべらべらと話してしまった。
終わり際ってどうしても油断してしまいます。
低山と言いつつも、標高1363メートルあるので、そこそこです。
適度な体力作りトレーニングと、穏やかな雰囲気が楽しめます。
週末は、マンゴープリンと杏仁豆腐をギンギンに冷やして、奥多摩へLet's Go !!
メンバー
- 警備員さん(4回目)
- お魚(7回目)
- まゆげ(自分)
※(回数)は、通算で登った回数